ニュース (2011.11.30~)

昨今どこかに吹っ飛んでしまっていた感のある「持続可能・・・・論」を、再び復活・継続させてゆきたいものです。

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「持続可能な開発を」先住民らがサミット ブラジル

リオデジャネイロで17日、自然環境や小作農の生活への配慮を訴える演劇の参加者ら=中村浩彦撮影

 

 ブラジルのリオデジャネイロで20日から始まる「国連持続可能な開発会議」(リオ+20)を前に17日、NGOや先住民が開発の問題点を考える「ピープルズサミット」が市内で開かれた。音楽の演奏や民芸品の販売もあった。

 本会議場から東に数十キロ離れたフラメンゴ公園で同日午前、小作農らを支援する市民団体が、大規模な畜産業者や農家による森林伐採などの被害を演劇形式で表現。南マトグロッソ州から参加した大学生ルアナ・シルバさん(19)は「農薬噴霧による呼吸器系の病気や母乳への影響を被る人もいる。住民の生活が持続可能な取り組みをまず重視して欲しい」と訴えた。

 会場では、昨年3月の東日本大震災による東京電力福島第一原発の事故で避難を余儀なくされた福島県南相馬市の農業杉内清繁さん(61)らによる講演会も開かれ、爆発直後の様子や、農地の除染の取り組みなどに、集まった約50人が熱心に聴き入った。

 催しは23日まで開かれ、先住民による全体会合などが開かれる。(リオデジャネイロ=岩田誠司) 

 

変えねばならない事を繰り返し、繰り返し長年に亘り繰り返し訴える姿勢・努力に脱帽! 

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リオ:子どもたちのため 「伝説のスピーチ」のセバンさん 

毎日新聞 20120618日 0232分(最終更新 0618日 0242分) 

 

「子どもたちの未来のために戦う社会にしよう」と訴えるセバン・スズキさん=リオデジャネイロで2012年6月16日、比嘉洋撮影

 【リオデジャネイロ比嘉洋】92年の国連環境開発会議(地球サミット)で「伝説のスピーチ」をしたカナダ在住で日系4世の環境活動家、セバン・スズキさん(32)が16日(日本時間17日)、ブラジル・リオデジャネイロで20日開幕する「国連持続可能な開発会議(リオプラス20)」を前に「子どもたちの未来のために(環境破壊と)戦おう」と呼びかけた。

 セバンさんがスピーチをしたのは12歳の時。将来の世代にツケを回す環境破壊について「どうやって直すのか分からないものを壊し続けるのはやめてください」と訴え、各国代表の心を揺さぶった。地球サミットは、国連気候変動枠組み条約と生物多様性条約に結実した。

 あれから20年。2児の母となったセバンさんは、ブラジル政府などが主催する討論会にパネリストとして出席し「20年前、この場所で世代間の不公平をなくす社会に変えようと訴えた。今もメッセージは同じだ」と語った。

オリンピックを含め各種スポーツイベントの本質を見直すべき時期かも知れませんね。 

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ブラジル

W杯で超格差社会へ一直線

Brazil's Stadium Wars

経済効果が期待される一方で貧困層へのしわ寄せを指摘する声も高まっている

20120615日(金)1421

シメオン・テゲル

 

贅沢な施設 工期の遅れが懸念される一方で高い建設費用にも非難が(サルバドルのスタジアム工事現場) Lunae Parracho-Reuters

[2012523日号掲載]

 2014年にサッカーのワールドカップ、そして2年後の16年には夏季五輪大会の開催が決まっているブラジル。閣僚たちが経済効果の高さをうたう一方で、世界で最も貧富の差が大きいこの国で世界最大級のスポーツイベントを2つもやれば、格差はさらに拡大すると懸念する声も高まっている。

 問題は多岐にわたる。競技施設の建設費の高さや、スタジアム予定地周辺に暮らす貧しい人々の強制的な立ち退き、一般のサッカーファンにはとても手の届かないチケット料金......。フルミネンセ連邦大学大学院のクリストファー・ギャフニー客員教授(建設・都市計画)は、「いったい国民の誰が得をしているのか」と問い掛ける。

 ブラジルのアルド・レベロ・スポーツ相に言わせれば、国全体が手にする利益を考えれば、不都合な点があっても大した問題ではない。6週間に及ぶワールドカップの開催期間にブラジルを訪れる観光客は340万人と見込まれており、政府はこれを大きなビジネスチャンスと期待している。「わが国の建築や通信技術の発展にとって、そしてブラジルのステータスを上げるための、大きくて重要なチャンスだ」とレベロは言う。

 それでもギャフニーのような批判派は、競技施設の建設などではなく、人々の生活向上のための社会政策に金を投じるべきだと主張する。ブラジルでは今も、国民の平均月収は680ドル止まりだ。

 例えばワールドカップの試合が開催される全国12カ所のスタジアム。ブラジル政府は費用を度外視して、これらの施設に最新の技術を取り入れることを決めた。スタジアムの建設や改修に掛かる費用は、当初予定の30億ドルを大きく上回る40億ドルに達する見込みだ。

 多くのスタジアムには太陽光発電で動く可動式の屋根や、折り畳んだり取り外しが可能なシートが整備される予定だ。こうした高度な技術を使った設備は外国から輸入しなければならない上に、毎年のメンテナンス費用が購入価格の約10%掛かるとみられる。「10年で2倍の額を払うことになる」とギャフニーは主張する。

一般ファンは門前払い?

 貧困層が置き去りにされている面は他にもある。スタジアムの拡張や道路の整備などのため、ブラジル各地で貧困層が暮らす地区から住民が強制的に立ち退かされている。リオデジャネイロだけでも既に推定1万5000人が家を追われた。

 高過ぎるチケット代にも不満の声が上がっている。全部で300万枚用意されるチケットのうち、国内で売り出されるのは100万枚だけ。その多くは1枚100ドルをゆうに超える金額だ。FIFA(国際サッカー連盟)は30万枚のチケットを1枚25ドルという安価で販売し、10万枚を先住民や最貧困層といった恵まれない人々の団体向けに用意するよう決めた。

 だがこれに対しても、往年の名選手で現在は国会議員を務めるロマーリオは手厳しい。「年金生活者にそんな出費は無理だろう。彼らはワールドカップから締め出されたも同然だ」

 ワールドカップ関連施設の建設や整備が進んでいないことも、大きな懸念材料となっている。東部の都市ナタルに至っては、工事の大幅な遅れを理由に試合の開催地から外される可能性までささやかれている。FIFAのジェローム・バルケ事務局長はこれを否定しつつも「大幅に遅れているのは事実で、今後はさらにしっかりと監視する必要がある」と述べている。

 ワールドカップ開催までもう2年しかない。

From GlobalPost.com

 

以前にも述べたとおり、個々人の意識を高めないと難しいでしょう。今夏、毎年、これから毎年毎年、皆さんはどのような生活を送られますか?

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http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/35466

何か、最近の地球は怖くありませんか? 人類がもう少し畏敬の念を持って、本当に環境問題と真剣に向き合わねばならないのではないでしょうか? 

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プジェウエ火山、火山雷の最新調査

ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト 612()1320分配信

20116月に噴火したチリのプジェウエ火山。最新調査によると、火山雷には少なくとも2種類が存在するという。1つは火口部で発生するタイプ、もう1つはプジェウエのように噴煙上部で帯電するタイプだ。噴煙上部の雷は、上空に噴き上げられた水蒸気が、氷でコーティングされた灰粒子と水滴の混合物になるためだと考えられる。 (Photograph by Carlos Gutierrez Reuters)

 

日本の後退はあり得るとして、本当に世界の平和度は改善しているでしょうか?皆さんは如何お考えになりますか?

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世界の平和度が2年ぶり改善、日本は5位に後退

 【ロンドン 12日 ロイター】 オーストラリアと米国を拠点とする国際研究機関「経済・平和研究所」は12日、2012年「世界平和度指数」を発表し、世界的にみると平和度合いは2年ぶりに改善したと報告した。

 各国・地域の平和度では、1位はアイスランド(前回1位)、日本は5位(同3位)、最下位はソマリア(同最下位)だった。

 同機関は、158カ国・地域を対象に、社会不安や犯罪、軍事費や紛争など23項目を調査。その結果、中東を除いた全ての地域で何らかの改善が見られたという。中でも、ジンバブエやマダガスカルなどアフリカ地域の国が最も順位を上げた。

 一方、緊縮財政をめぐり社会不安が高まっているギリシャは77位に大きく後退したほか、過去数週間で反体制派と政権側との戦いが激しさを増しているシリアは147位となった。

 世界平和度指数の考案者であるスティーブ・キレレア氏は、今回の調査の特徴として、世界的な金融危機などを原因とする軍事費の減少や外交的努力による国家間の関係改善がみられることを挙げた。ただ、経済停滞のリスクが強まれば、社会不安も高まる可能性があるとしている。  

 

楽しそうなおまつりですね。これを無駄と観るか・こういう行事も人間には必要と観るか。皆さんは如何お考えになりますか? 

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コロンビアでトマト祭り、真っ赤な海で投げ合い

2012 06 11 16:25 JST


[ボヤカ(コロンビア) 10日 ロイター] 南米コロンビアのトマトの生産地であるスタマルチャンで10日、恒例の「トマト祭り」が開催された。

トマトを投げつけ合う「トマティーナ」と呼ばれるこのイベントには、男女問わず子どもから大人まで多数が参加。トマトまみれになりながら皆、行事を楽しんでいる様子だった。

トマト祭りはスペインのブニョールで毎年8月の最終水曜日に行われるものが有名で、参加者は数万人規模に上る。

 

回復されるといいですね。 

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ノーベル賞作家:ガルシア・マルケス氏が認知症か

毎日新聞 20120612日 0141分(最終更新 0612日 0153分)

ガルシア・マルケス氏=AP共同

拡大写真

 中南米文学を代表するコロンビアのノーベル賞作家、ガルシア・マルケス氏(85)が認知症を患っていると同氏の親友の作家が明らかにした。同氏が住むメキシコなどのメディアが11日までに伝えた。

 親友のコロンビア人作家によると、同氏は友人らを認識できなくなっており、過去5年間、電話で話していないという。同氏は1999年に患ったリンパ腫を克服した後、2004年に10年ぶりの新作を発表して以来、新作を出版していない。

 マルケス氏は67年発表の長編「百年の孤独」などで中南米文学の旗手と呼ばれるようになり、82年にノーベル文学賞を受賞した。(共同)

 

最近では、環境関係の国際会議で際立った前進が見られませんね。是非、今回のリオ+20にて、前向きな打開策を模索し、真に効果の出る合意形成がなされることを期待します。

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グリーン経済、各国に隔たり=成果文書の交渉難航―20日からブラジルで国際会議 

時事通信 69()156分配信

 世界各国の首脳らが集まり、今後10年間の環境問題を中心とした社会、経済の在り方を話し合う「国連持続可能な開発会議」(リオ+20)が2022日の日程で、ブラジル・リオデジャネイロで開かれる。環境保護と経済成長を両立させる「グリーン経済」への移行が主要な論点に浮上しているが、先進国と新興・途上国の意見の隔たりは大きい。取りまとめを目指す成果文書でどこまで明確なメッセージを示せるのか、交渉は難航しそうだ。
 1992年に同じリオデジャネイロで開かれ、気候変動枠組み条約などを打ち出した地球サミットから20年。地球環境の悪化にはなお歯止めがかかっておらず、節目の会議となるリオ+20では国際社会の姿勢が改めて問われる。 

 

環境問題は、人任せに出来ない事の一つ。個々人の自覚で、環境に悪い事はしない覚悟が必要なのでしょう。  

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国連報告「地球は既に限界点」

UN warns environment is at tipping point

気候変動と環境破壊は予想以上に加速しており、もう後戻りできないかもしれない

20120608日(金)1454

ステイシー・リースカ

 

天体ショー 今世紀末には、月から見た地球の姿が様変わりしている可能性も Reuters

 地球の気候変動が臨界点に近づいていると、国連が最新の報告書で警告した。

 約600人の専門家が携わり3年をかけてまとめらた報告書は525ページに及ぶ。専門家らは地球の未来について極めて暗い見通しを示した。北極などの氷床の融解、アフリカの砂漠化、熱帯雨林の森林破壊が、私たちが想像しているよりはるかに急速に進行していると指摘した。

 歴史的に見れば、氷河期など地球に突然大きな気候変動が訪れたことはある。だが専門家らは今回の気候変動は自然要因のものではなく、人為的な要因によるとみている。人間活動に伴う温暖化ガスの排出などが変動を加速し、影響は地球の生態系の破壊にまで及んでいるという。

 ネイチャー誌に掲載された報告書の要約にはこう書かれている。「人為的要因により、気候変動が限界点に迫っている、または既に限界点を越えてしまった地域がいくつもある。一度限界点を越えると、もう元には戻せない変化が起こリ始め、地球上の生命体も影響を受けるだろう。人間の生活や健康にも大きな悪影響を及ぼす可能性がある」

「今世紀の終わりまでに、この地球が現在とはまったく異なる環境になっている可能性は極めて高い」と、報告書に携わった専門家の1人、アンソニー・バーノスキーは科学ニュースサイト「ライブサイエンス」に語った。

人間が生き方を変えるしかない

「窮地に追い詰められた」人間は、環境の変動に適応するために急激な生活の変化を余儀なくされるだろうと、バーノスキーは言う。ただし生活の変化には「相当の困難を伴うため、政治紛争や経済危機、戦争や飢餓が起きやすくなる」

 科学者たちは希望を失ったわけではない。国連環境計画(UNEP)のアヒム・シュタイナー事務局長は記者会見で、今回の報告書を「告発」として受け止めるべきだと語った。

「この報告書で指摘されているように私たちは無責任な時代を生きている。(この種の報告書が初めて発表された)1992年にも、将来起こり得る変動が指摘された。それから20年後に発表された今回の報告書では、予測された数々の現象が現実になったことが証明された」

 人類はもう「生き方を変える」より他に選択肢がない地点に来たのだと、スタイナーは続けた。「針路を変えることは可能だ。違う方向に向かうことはできるはずだ」


From GlobalPost.com

 

かつて日本経済がバブル期にあった時代に多くの外国から職を求めて日本に集まった方々を下から目線で見て雇ってやると言った感覚がまだ抜けていないのでしょうか?情けないことです。

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在日ブラジル人の登録撤回 原発周辺作業で大使館照会

2012.6.7 19:26

 東京電力福島第1原発から20キロ圏内でがれき撤去などを行う作業員として、人材派遣会社が在日ブラジル人約20人を登録したところ、在京ブラジル大使館が照会、同社が登録を撤回していたことが分かった。同大使館などが7日、明らかにした。

 大阪市の人材派遣会社によると、4月に在日ブラジル人向けのポルトガル語紙で作業員を募集。20キロ圏内での作業は1日2時間で日当3万円との条件だった。数十人から応募があり、うち約20人を登録した。

 同社の営業担当者は「募集後、抗議の電話を相次いで受けており、ブラジル大使館からの問い合わせがなかったとしても(ブラジル人の登録を)やめるつもりだった」と説明した。

 ブラジルの経済成長と日本の不況に伴い、帰国する在日ブラジル人が増える中、子どもの教育などを理由に日本定住を決めた人も多く、こうした人たちの雇用状況は悪い。(共同)

 

本当に「開発」と「環境保全」が両立すると良いのですが・・・・。

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アマゾン森林喪失ペース最小、取り締まり強化で

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 【リオデジャネイロ=浜砂雅一】ブラジル国立宇宙研究所が5日発表した2010年8月~11年7月のアマゾン地方の森林喪失面積(確定値)は、前年比8%減の6418平方キロ・メートルで、1988年の調査開始以来、最小となった。

 ただ、この面積は栃木県の広さに相当する。

 人工衛星による画像などを解析したもので、過去最大だった94~95年の2万9059平方キロの約22%にとどまった。違法伐採の取り締まり強化や、世界経済の低迷に伴う農産物需要の減少などが要因とみられる。

 これに関連し、同国のルセフ大統領は5日の記者会見で、「開発は持続可能であるべきだ。我々は経済成長を続けるとともに、環境も保全する」と述べ、経済発展と環境保護の両立を目指す方針を強調した。同国のリオデジャネイロでは今月20~22日、「国連持続可能な開発会議」(リオ+20)が開かれる。

 

このような取り組みも重要ですね。早く低コストで実用化されると良いですね。但し、この写真にあるような魚のカマの部分は日本では立派なオカズに転換してますがね。 食べ残しを出さないようにする、「モッタイナイ」運動も重要です。

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魚の頭や食べ残しのサンドイッチを電力に-英スーパーなど

 

  6月6日(ブルームバーグ):魚の頭や鶏脂が電力に変わる。ウォルマート・ストアーズなど英国の大手小売業者は食品廃棄物を発電所に輸送し、ごみの廃棄費用を削減している。

英スーパーマーケットチェーン最大手のテスコのほかマークス・アンド・スペンサー・グループ 、ジョン・ルイス・パートナーシップ傘下のウェイトローズ、ウィリアム・モリソン・スーパーマーケッツ、Jセインズベリーは、肉や魚、食用油、売れ残りのサンドイッチなどを電力に転換するプラントへ輸送し、エネルギーコストや廃棄費用の削減につながる方法を試している。

英国以外の国々の企業も廃棄物をエネルギーに転換する同様のプロジェクトを進めている。北米最大の廃棄物回収会社ウエイスト・マネジメントは、廃棄物を電力や燃料、化学製品に転換するシステムを開発する企業8社の株式を取得。ブラジルでは自治体がごみを焼却して発電する焼却炉の建設を進めている。ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンスによると、廃棄物をエネルギーに転換する事業関連の資産への世界の投資額は、2007年1-3月(第1四半期)から12年1-3月の間に約182億ドル(約1兆4300億円)に上った。

英政府によると、バイオエネルギーにより20年までに同国の需要の少なくとも8%を賄える見通しだ。これは現行の原油価格で換算すると約130億ドルに相当する。

 

皆さんは外国人介護士問題を如何お考えですか?日本は助けて頂く立場。日本人側も英語なら英語を勉強して、彼ら・彼女らと少しでもコミュニケーションせねばならないという視点もあってもいいのではないでしょうか?

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外国人介護士試験、改善へ 試験時間1・5倍、表現も単純化

2012.6.6 00:49

 経済連携協定(EPA)に基づき来日したインドネシア人とフィリピン人の研修生が受ける介護福祉士国家試験について、厚生労働省の有識者検討会は5日、出題表現の単純化や試験時間延長などを盛り込んだ報告案をまとめた。平成24年度の試験から適用される。

 改善策では、構文はできるだけ表現を単純化する▽介護業務に直接関係しない用語は平易な表現に置き換える-などと提示。カタカナの英単語には英語を併記し、元号と西暦を併記するなど外国人も分かりやすい出題を行う。特例として外国人の試験時間を一般の210分に対し、1・5倍の315分に延長する。

 一方、母国語か英語で国家試験を行った上で、日本語によるコミュニケーション能力試験を併用する案には否定的な見解を示した。

 国内では少子高齢化に伴って介護職の需要が高まる一方、担い手不足が続いており、候補者への期待が高まっている。EPAに基づく外国人介護福祉士の候補者は昨年度までに788人が来日。今年1月に初めて95人が国家試験を受験したが、合格率は全体で63・9%だったのに対し、外国人候補者は37・9%(合格者36人)にとどまっている。

 

こういう母の日もありですか。楽しそうですね。 

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「妊婦腹アート」で母の日祝う、中米ニカラグアのイベント

2012 05 31 17:18 JST

 

 

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[マナグア 30日 ロイター] 中米ニカラグアの首都マナグアで30日、母の日を祝うイベントが行われ、大きなおなかにイラストを描いてもらった妊婦十数人が、「マドレ・パンサ(母親の大きなおなか)」というコンテストに出場した。

このコンテストは地元ラジオ局が企画。出場者は、ハートや胎児などのイラストが描かれたおなかを、会場に集まった観客に披露していた。

 

日本でも活躍中のベネズエラ出身選手が多いですね。日本にとってもこの訴えには乗れる話ではないでしょうか?

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反米チャベス氏、野球五輪復帰へ米に「共闘を」

 【リオデジャネイロ=浜砂雅一】反米姿勢で知られる南米ベネズエラのチャベス大統領が29日のテレビ演説で、野球とソフトボールの五輪競技復帰を目指しての「共闘」をオバマ米大統領に呼びかけた。

 AP通信などが伝えた。

 「サッカー大陸」南米で、ベネズエラは例外的に野球が盛んだ。チャベス氏は、野球の強豪国キューバのラウル・カストロ国家評議会議長やフィデル・カストロ前議長とも親しく、「フィデル、ラウル、オバマとチャベスで野球とソフトボールのために戦おう」と語り、米国と関係が悪いキューバも加えた「同盟」を提唱してみせた。

 野球とソフトボールは、2008年北京五輪を最後に正式競技から外れている。

 

ブタに罪はないのになぁ。

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極度の悪臭で養豚場と住民対立、ブタ50万頭を処分 チリ

2012.05.30 Wed posted at: 14:56 JST

 

住まいの豊富な情報を掲載「SUUMOライフ特集」

 

(CNN) チリ北部のフレイリナで、汚物処理システムを稼働させることに失敗した養豚場から強い悪臭が発生し、住民との対立の末にブタ50万頭が処分されることになった。

 

現地からの報道によると、養豚場と解体場は悪臭がひどいうえ、汚染水を流出させているとして数カ月前から住民が抗議運動を展開。今月に入って封鎖に乗り出した。50万頭のブタは5日間にわたって世話されることなく放置され、衛生状態が悪化しているとしてチリ政府が非常事態だと宣言したという。

 

養豚場は半年以内にブタを別の場所に移して衛生問題を解決するよう命じられたが、受け入れ先は見つからず、運搬の手段もないと経営者は主張。AFP通信に対し、ブタをほかの場所に移すくらいなら処分すると話している。

 

養豚場と解体場は政府の許可を得て2006年に開設された。微生物を使って汚物を分解処理するという触れ込みだったが、通気問題が原因でシステムがうまく機能せず、微生物の培養に失敗。有機廃棄物が大量にたまって極度の悪臭が生じ、住民との対立に発展していた。

 

経営者は、農場が封鎖された時は問題を解決しようとしている途中だったと主張、「我々は農場を放棄したのではなく、避難しただけだ」と地元紙に話している。

 

遺産の保全と観光客への満足。中々両方は簡単には満たしえない課題ですね。

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マチュピチュの麓にあふれる観光客、ユネスコが緊急措置を求める

  • 20120528 13:01 発信地:リマ/ペルー

ペルー・クスコ(Cusco)の130キロ北西にあるマチュピチュ(Machu Picchu)遺跡

528AFP】ペルー考古学史上の驚異、マチュピチュ(Machu Picchu)遺跡の麓に位置する町が、観光客の増大により許容量オーバーになりつつあるとして、国連教育科学文化機関(ユネスコ、United Nations Educational, Scientific and Cultural OrganizationUNESCO)はこれを防ぐ緊急措置を呼びかけている。

 マチュピチュ遺跡は、山麓の町アグアスカリエンテス(Aguas Calientes)のはるか頭上の山の上に鎮座している。この町では増え続ける観光客を受け入れるためのホテルやレストランが急増している。

 ユネスコ世界遺産センター(World Heritage Centre)のヌリア・サンス(Nuria Sanz)ラテンアメリカ・カリブ地域ユニット長は先週ペルーを訪れた際に「クスコ(Cusco)州にあるマチュピチュ遺跡の保護責任当局は、アグアスカリエンテスで進む混乱を解消するための厳しい緊急措置を取る必要がある」と述べた。

 ユネスコ世界遺産(World Heritage Site)に登録されているマチュピチュ遺跡は、間もなく予定される第2の観光ルートの整備により観光客がさらに増えることが予想されており、アグアスカリエンテスの成長への対処と遺跡周辺に効果的な緩衝地域を設けることがペルー当局に求められている。

 マチュピチュはクスコ州南東部の標高2400メートルの山頂に15世紀に築かれたインカ帝国の遺跡。「マチュピチュ」とはアンデス(Andes)地方の先住民の間で広く使われるケチュア語で「老いた峰」を意味する。(c)AFP

 

チリ/ペルー辺りにもまだ地雷があったとは、正直知りませんでした。早く完全に撤去が必要ですね。

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チリ北部で地雷に触れた車が爆発、1人死亡 ピノチェト時代の負の遺産

  • 20120528 11:02 発信地:サンティアゴ/チリ

南米チリ北部アリカ・パリナコタ(Arica and Parinacota)州で、地雷に触れて爆発した車両を撤去するチリ軍兵士ら。

528AFP】南米チリ当局は26日、同国北部のペルーとの国境付近を走行していた車両が対戦車地雷に触れて爆発し、ペルー人の運転手が死亡したと発表した。

 チリ軍が26日発表した声明によると、事故は25日夜、ペルーと国境を接するアリカ・パリナコタ(Arica and Parinacota)州の地雷原で発生した。

 検察当局によると死亡したのはペルー国籍の運転手だという。爆発した車両はペルー南部の都市タクナ(Tacna)のタクシー会社に所属する車だとみられている。

 事故現場に近い国境警備所にいた警察官は、事故が起きたのは封鎖されていたペルー国境沿いの路上で、車は地雷原とは知らずに走行していて地雷に触れたとみられると語った。

 チリ軍によれば、現場は「現行の国際規範」に準拠して地雷原であることは明示されていたという。また、現場に通じる経路の地雷は警察の事故調査のために地雷除去班が26日に処理したという。
 
 チリではアウグスト・ピノチェト(Augusto Pinochet)元大統領の軍事独裁政権時代(197390年)、対人および対戦車地雷が大量にペルーとの国境沿いに敷設された。2002年に除去作業が始まって以来、これまでに14000個の地雷が除去されている。(c)AFP

 

ペルー沖の海での異変が多いですが、基本的には地球温暖化が要因でしょう。原発騒ぎですっかり忘れ去られてしまった感のある重要課題に継続的に果敢に取り組む事が肝要でしょう。

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ペルー海岸で相次ぐ動物大量死、今度はオキアミが数千匹

  • 20120528 10:34 発信地:リマ/ペルー

ペルー・リマから北に約750キロのチクラーヨ(Chiclayo)付近の海岸に打ち上げられたイルカの死骸を調べる専門家ら(2012327日撮影、資料写真)。(c)AFP/WILFREDO SANDOVAL

528AFP】ペルー海軍当局は25日、同国リマ(Lima)近郊の海岸で数千匹の甲殻類の死骸が発見されたと発表した。同国ではこれに先立ち、イルカやペリカンの謎の大量死も発生している。

 グラディス・トリベーニョ(Gladys Triveno)生産相は、甲殻類の死因について調査中であり、「この現象の原因を推論するには時期尚早だ」と注意を促している。

 海軍当局は原因究明のため、この大量死についての報告書を環境評価監査局(Agency of Environmental Evaluation and Control)に提出したという。

 カジェタノ・エレディア大学(Cayetano Heredia University)の生物学者、ユリ・フッカー(Yuri Hooker)氏によれば、リマから約60キロ南にあるプクサナ(Pucusana)の海岸で大量死が発見されたのは、エビに似た体長3センチほどの赤いオキアミの一種。

 フッカー氏は「この種は主にチリ沿岸からペルー北部沿岸にかけて生息しており、今回の現象はペルー北部沖の太平洋の海水温が上昇したことの影響だ」と説明し、大量死は「一定の頻度」で発生するものだと付け加えた。

 フッカー氏によれば、通常は遠洋に生息するオキアミが海水温の上昇によって海岸近くへと移動し大量死したと考えられるという。(c)AFP

 

現在・未来の子供たちや人類全体のためにも、日々我々の生活の在り方を考えねばなりませんね。 

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子供の水消費、50倍の差 先進国、途上国に比べ「将来危うい」と専門家

2012.5.28 13:33

干ばつが襲う西アフリカのセネガルで、井戸水を容器に入れて運ぶ人たち=5月(AP)

 先進国の子供は、発展途上国の子に比べて30~50倍も多くの水を消費し、先進国と最貧国ではエネルギー消費に伴う国民1人当たりの二酸化炭素(CO2)排出量に50倍の差があるとする調査報告書を、英国王立協会の研究チームが28日までにまとめた。

 大きな南北格差と偏った資源消費が招く環境問題によって、人類の将来が危うくなると指摘。研究チームは「先進国や新興国の消費のレベルが地球の許容力を超える一方で、13億人が依然として貧困状態に置かれている」と訴えた。

 報告書は、1992年の地球サミットから20年を機に6月にブラジルで開かれる「国連持続可能な開発会議(リオ+20)」に向け、格差を減らす努力を強めるよう各国政府に勧告した。先進国と途上国の対立が深まっているリオ+20での採択文書交渉の行方にも影響を与えそうだ。(共同)

 

中々ユニークなデザインですね。100台全て見てみたいものです。でも、意図するところは何なのでしょう? 

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脳みそ型公衆電話

時事通信 524()933分配信

男性の頭に覆いかぶさる巨大な脳みそ型の公衆電話。ブラジル・サンパウロでは、地元の電話会社が100台の変わった形の公衆電話「オレリョン」(ポルトガル語で大耳)を設置する取り組みを進めている=21

 

やはり地球環境の異変は起きているのかもしれませんね。

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ペルー政府、イルカ大量死の調査結果を発表 「自然の原因」

  • 20120523 11:32 発信地:リマ/ペルー

 

ペルー北部チクラーヨ(Chiclayo)付近の海岸に打ち上げられたイルカの死骸を調べる専門家ら(2012411日撮影)。(c)AFP/WILFREDO SANDOVAL

523AFP】ペルーのグラディス・トレビノ(Gladys Trevino)生産相は22日、今年に入ってからペルー北部の海岸に打ち上げられた900頭近くのイルカの死因は人間の活動によるものではないという調査結果を発表した。

 ラジオでイルカ大量死に関する政府の調査結果を発表したトレビノ生産相は、「大量死は自然の原因によるものだという結論に達した」と述べた。

 トレビノ生産相によれば、国が運営するペルー海洋研究所(IMARPE)が行った調査の結果、イルカの大量死は人為的原因によるものではなく、自然界で定期的に発生するものだという結論が出された。

 トレビノ生産相は「(大量死の)発生は今回が初めてではない」と述べ、ニュージーランドやオーストラリアなどの国でも似たような事例が報告されていると指摘。政府調査による結論について、「死因が別のものであるという証拠を探し回る必要はない」と述べた。

 また調査では、当該海域で行われている石油探査活動がイルカに何らかの影響を及ぼした可能性や、ウイルスやバクテリアの感染が死因となったとの説についても否定されたという。ペルーではイルカに加え、ペリカンなどの海鳥5000羽の大量死が発生しているが、政府当局者は先に、これらの大量死は太平洋海域での海水温上昇によるという仮説を立てていた。

 ペルーでは複数の環境保護団体がこの政府調査の信頼性について疑いの目を向けており、イルカ大量死は沖合の石油探査活動と関係していることは確実だと主張している。

 そのうちの1つ、海洋動物保護科学機関(ORCA)は、同海域での石油探査で発生する騒音がイルカの健康に害を及ぼすことが判明しており、大量死はこの騒音が原因だと主張している。

 ORCAによれば、同団体が今月に入って打ち上げられたイルカ30頭の死骸を調べた結果、潜水病(減圧症)に見られる耳などの器官の損傷が確認されたという。(c)AFP

 

開発と環境保護、両立の難しい課題ですが、アセスメントの一手法としてこのような方法もあるのですね。 

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 南米のハイウェイ建設、虫で影響評価

 

ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト 521()1955分配信

ブラジルとペルーを結ぶハイウェイの開通により、アマゾンの熱帯雨林に対する影響が心配されている。新たな調査プロジェクトでは、水生昆虫を使って環境を評価するという。

 2012年、全長約2600キロのトランスオセアニック・ハイウェイ(Transoceanic Highway)が一般車両に開放された。このハイウェイはペルーの太平洋岸からブラジル内陸部まで伸びている。ブラジルの既存の道路網に接続しており、大西洋岸までの長距離輸送が可能になった。ペルー内では2つの支線に分かれ、アマゾン熱帯雨林を貫いて走る。

 経済発展への貢献が期待されるが、環境破壊によりアマゾンの動植物が影響を受ける可能性もある。アマゾン川流域には、他の地域に存在しない種が数多く生息している。

 アマゾン環境教育研究センター(Amazon Center for Environmental Education and Research ACEER)の責任者ロジャー・ムスタリッシュ(Roger Mustalish)氏は、「ペルーの農村部に行けば、国の大部分が極度の貧困状態にあることがわかる。道路を建設するなと言うのは非常に難しい」と話す。「しかし開通すれば、そう遠くない将来に大規模な人口移動が必ず起きる」。

 ACEER2012年に入り、ハイウェイの近くを流れる河川に対する環境影響を記録するためのプロジェクトを立ち上げた。建築工事や森林の開拓、金の採掘(特に、有害な水銀を使用する違法な採掘)が対象だ。ACEERでは約20の川の状態を評価、監視するため、ユニークな“葉のパック”を用いている。

 葉のパックは、現地で採取した木の葉をメッシュの袋に詰め込んで作る。川底に固定して数週間待つと、水生昆虫の幼虫が木の葉をエサにコロニーを形成する。昆虫の種類や数を見れば、川の健康状態がわかる。ハイウェイが水生生物のコミュニティーに及ぼす影響も理解できる可能性がある。

◆単純な仕組み

 この妙案を考案したのはアメリカ、ペンシルバニア州に拠点を置くストラウド水研究センター(Stroud Water Research Center)。簡単に扱えるよう、さまざまな工夫が凝らされているという。

 調査セットには、メッシュの袋以外にも、さまざまな水生昆虫の高解像度画像と虫眼鏡、シンプルな表が含まれている。画像で昆虫の種類を特定したら、表で大きさを調べ、分類できる。

「単純な仕組みだが、川の健康状態だけでなく周囲の陸地についても驚くほどの情報が得られる」とムスタリッシュ氏は述べる。

 例えば、ブヨやユスリカの幼生が大量にいれば、生態系が汚染されている可能性が高い。どちらも、酸素濃度が低く、シルト(粗い泥や砂)が多い環境に耐えられるからだ。周囲の森林が開拓されると、川の水はこのような状態になる。

◆現場へ

 プロジェクトの第1段階では、ペルー南東部の川沿いの都市プエルトマルドナドから高地クスコまでの428キロを調査する。ムスタリッシュ氏によれば、熱帯雨林から雲霧林、温帯地域、高山まで、非常に多様な生物の分布域を道路が貫いているという。

7タイプの分布域を含んでいるが、とてもコンパクトにまとまっている。これほど多くを見られる場所は、世界中を探してもほとんど存在しないだろう。北極から赤道までの旅に相当する多様性を秘めている」。

 

メキシコ湾では時折、歴史を遡って夢を駆り立ててくれるような沈没船などが発見され、ロマンを感じさせてくれますね。 

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200年前の木造沈没船、メキシコ湾で発見 米海洋大気局

2012.05.17 Thu posted at: 11:58 JST

(CNN) 米海洋大気局(NOAA)は17日までに、200年以上前のものとみられる木造船がメキシコ湾北部の海底探査で見つかったと発表した。

木造船は米国の沿岸から約320キロ離れた約1220メートルの海底に沈んでいた。船内を調べたところ、いかり、航法計器、ガラスびん、陶器、大砲、マスケット銃の入った箱などの残骸が確認できたという。

内務省海洋エネルギー管理局の専門家は、全体の作りや銅を施した船体から判断して、19世紀初頭から半ばごろの船とみている。見つかった陶器の皿も、1800~1830年にかけて流行したスタイルだった。

今回の探査は、石油大手シェルが2011年にメキシコ湾で実施した海底油田とガス田の探査で、「未確認のソナー反応」があったことから海洋エネルギー管理局がNOAAに要請した。

3月から4月にかけて56日に及んだ調査では、NOAAの船舶を使って最先端のソナー技術で沈没船を観察し、遠隔操作方式の潜水艇を29度にわたって潜航させた。探査の様子はインターネットを通じて陸上にも中継された。

NOAAの専門家は、「沈没船は歴史の空白のページを埋める手助けをしてくれる。今回調べた4隻の中で、この沈没船は歴史的にも最も興味深かった」と話している。周辺の海域はこれまでほとんど探査されたことがなかったという。

 

最近の日本での雷・突風・豪雨・竜巻などを考えても本当に地球が変かも? 

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地球が変だ! アマゾン水位、過去最高に ブラジル、異常な干ばつも

2012.5.17 11:39 

ブラジル・アマゾン川支流の水があふれ、水の中を歩くウシ=5日(ロイター)

 世界最大の熱帯雨林があるブラジル・アマゾン川上流域で豪雨が続き、北部アマゾナス州当局は16日、支流の水位が1902年の観測開始以来、最高を記録したと明らかにした。一方、北東部の高地では過去50年で最悪とされる干ばつの被害が拡大。地球温暖化の影響による異常気象とみられ、政府は両地域で警戒を呼び掛けている。

 アマゾナス州当局によると、アマゾン川の主な支流の一つ、ネグロ川上流域で16日午前に水位が過去最高の29・79メートルに到達。雨は続いており、本流も含め水位は今後さらに上昇しそうだ。ネグロ川と本流の合流点に近い州都マナウスなどでは市街地の一部が浸水、住民らが避難した。

 一方、都市省などによると、バイア州など北東部8州で大規模な干ばつが続き約千市町村で非常事態を宣言、数百万人に影響が出ている。

 

かつては、該当海外諸国に出掛ける・住むときに気をつけていればよかった感染症ですが、昨今の温暖化の影響で日本でもひょっとすると当たり前の感染状態になるかも知れません。 

その一方で、これまでに無かった病気だけに専門医が足りないという問題もありますね。

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マラリアで命を失う子どもたちを1人でも多く救いたい 

年間85万人以上が死に追いやられる感染症 

http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20120509/231819/?mlt

 

絶滅危惧種が発見されるのも、同国政府の採用している有機農業の推進などとなにがし関係があるのでしょうか。 

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毒持つ“謎の哺乳類”捕獲! キューバで日本の研究者ら

2012.5.14 14:41 世界仰天ニュース

3~4月の調査で捕獲されたキューバソレノドン=キューバ東部(キューバソレノドン合同研究チーム提供・共同)

 モグラやハリネズミの仲間に当たり、絶滅の危機にあるカリブ海の島国キューバの固有種「キューバソレノドン」の生きた個体7匹を、同国と日本の合同研究チームがこのほどキューバ東部で捕獲した。同チームの代表者、北海道大低温科学研究所の大舘智志助教が14日までに明らかにした。

 キューバソレノドンは、一部のトガリネズミと同じく唾液に毒を持つ珍しい哺乳類で、生態はよく分かっていない。これほど多くが捕獲されるのは極めて異例で、同チームは唾液のサンプル採取にも初めて成功した。

 すみかである森林が減ったほか、人間が持ち込んだイヌやネコに捕食されるなどして激減し、1970年代には絶滅したと考えられた。その後、生息が確認されたものの、国際自然保護連合(IUCN)が絶滅危惧種に指定している。

 

今度はチリにおいてもですか。

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チリでも海鳥2300羽の死骸 水温変化の影響で魚網に? 

CNN.co.jp 513()1121分配信

CNN) 南米チリの当局者らによると、同国の海岸で最近、数種類の海鳥少なくとも2300羽の死骸(しがい)が見つかった。海水温が変化した影響で例年より長くこの海域にとどまった結果、魚網にかかって外傷を負ったとの見方もある。

海鳥が見つかったのは、中部のカルタヘナからプラヤデサントドミンゴにかけての海岸。魚網にかかって羽が折れたり、打撲傷を負ったりしたとみられる鳥が多い。

魚網にかかって死ぬ海鳥は例年1520羽ほどみられるが、これほど大量の死骸が見つかったのは初めてだという。

チリ沖では例年、冬に向かうこの時期に、渡り鳥が温暖な北方へ移動する。ところが今年は、北側のペルー沖から大量のイワシなどが流れ込んだため、鳥はそれを餌にして例年より長くチリ沖にとどまったと考えられる。

ペルー当局がこのほど発表した報告書によると、ペルー沖では今年2月以降、海水の温度が異常に上昇し、その影響で生態系が変化。海面に生息していたイワシなどの魚が冷たい水を求めて南下してしまい、ペリカンなど5000羽以上が餓死したとみられている。

チリ当局は14日、地元漁業者らを集めて会合を開き、魚網にかかった海鳥を救出するよう呼び掛ける予定だ。

 

やはり地球温暖化の影響でしょうか。我々一人ひとりが心せねばならない問題ですね。

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謎のペリカン大量死、海水温の上昇が原因か ペルー

 

CNN.co.jp 512()1151分配信

CNN) ペルー沿岸で5000羽以上の海鳥が死亡した問題で、ペルー政府当局はペルー沖の海水温の上昇が原因と結論付けた。

ペルー国立エルニーニョ現象研究センターが今週はじめに発表した報告書によると、今年2月以降、世界中の海で発生する海流の影響でペルー沿岸に大量の暖かい海水が流れ込み、海洋生態系に変化をもたらしたという。

この暖かい海水の影響で、海面に生息していたアンチョビなどの魚が、海のより深くまで潜ってしまい、さらに南方に追いやられた。その結果、それらの魚を餌にしていたペリカンなどの海鳥が餓死してしまったという。

同報告書は「この状況が続けば、秋に入っても(ペルー)沿岸の他のエリアに影響が広がり、死亡する海鳥の数は増え、他の海洋生物にも影響をもたらす」と指摘する。

ペルー環境省は、今のところ魚介類は食べても安全としている。またペルー当局は先週、ビーチでの遊泳に対し警告を出したが、ビーチで身動きの取れなくなったペリカンやイルカなどに触れなければ健康上問題ないとした。

ペルーでは今年初めから約900頭のイルカが死亡しており、当局が原因を調査している。現在、ペルー保健省は、以前イルカの大量死の原因となった麻疹ウイルスを探すための分子解析の結果を待っている。

 

容疑者の狙いは何だったのか分りませんが、残念なことです。お悔やみ申し上げます。合掌。

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2012/05/09 07:16
○森田・国立天文台教授、殺害と断定=20歳前後の男の犯行か―チリ捜査当局

 【サンパウロ時事】南米チリの首都サンティアゴで国立天文台の森田耕一郎教授(58)が死亡した事件で、同国捜査当局者は8日、森田教授は何者かに襲われて殺害されたと断定したことを明らかにした。目撃証言などから、20歳前後の男が容疑者として浮上している。
 森田さんは7日午前2時すぎ、自宅近くで頭部を負傷して倒れているのを発見され、搬送先の病院で死亡した。検視の結果、死因は脳挫傷と判明。捜査当局によれば、襲われたとみられる森田さんの叫び声を住民が聞いていたほか、普段森田さんが使っている公用の携帯電話がなくなっていた。
 森田さんは日米欧が建設中の電波望遠鏡「アルマ」のプロジェクトのため、2年前からチリに滞在していた。(了)
皆さんは信じますか?

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米国人の2割「世界の終末近い」、マヤ予言も影響=調査
2012年 05月 2日 14:44 JST
5月1日、調査会社イプソスが世界的規模で行った最新の調査で、「生きているうちに世界の終わりが来ると思う」と回答した人が、全体の約15%にのぼることが分かった。写真は宇宙から見た地球。NASA提供(2012年 ロイター)
 

[ニューヨーク 1日 ロイター] 調査会社イプソスが世界的規模で行った最新の調査で、「生きているうちに世界の終わりが来ると思う」と回答した人が、全体の約15%にのぼることが分かった。 

 

イプソスは21カ国の計1万6262人を対象に調査を実施。死ぬまでに世界の終末が訪れると信じている人は、国別では米国とトルコが22%と最も多く、南アフリカでも2割を超える結果だった。最も低かったのは、フランスの6%。

 

同社のケレン・ゴットフリード氏は、理由の1つに古代マヤ文明の予言がメディアに注目されていることを挙げた。古代マヤ文明の暦では、2012年12月に世界の終末が訪れるとされている。また同氏は、教育水準や収入が低い人ほど、世界終末を信じたり、マヤ文明の予言に不安を感じる傾向が強いとも説明した。

 

調査対象になった国は、中国、トルコ、ロシア、メキシコ、韓国、日本、米国、アルゼンチン、ハンガリー、ポーランド、スウェーデン、フランス、スペイン、ベルギー、カナダ、オーストラリア、イタリア、南アフリカ、英国、インドネシア、ドイツの21カ国。

 

イルカに続いてペリカンも大量死ですか。原因究明・対策を急いでもらいたいものです。日本のワカメとかツボカビとかが原因でないと思いたいですが。

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ペルーでペリカンが大量死 集団感染の可能性も

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20120501-00000041-ann-int

テレビ朝日系(ANN) 5月1日(火)19時27分配信

集団感染なのでしょうか。今度はペリカンが謎の大量死です。

 1200羽以上の鳥の死骸が見つかったのは、南米ペルーの北部の海岸です。死骸は約200キロの範囲で見つかっていて、大部分がペリカンです。ペルー政府は原因を調査するとしています。同じ海岸では、先月中旬までにイルカ900頭が死んでいるのが見つかっています。ペルー政府は、麻疹ウイルスかブルセラ菌への集団感染の可能性を指摘していますが、原因は特定されていません。

 

これは日本の話です。どうしたら日本民族が絶えないか・社会保障・雇用問題・働き方・夫婦の形・移民を受け入れるのかどうかなど様々な角度から国民的議論が必要な課題ですね。移民の方々に来てもらえる社会にするための我々の立ち位置は、このHPの第二貢献の所に記した通りですが、まずは、この社会のありたい・ありうべき姿・像を確定させる必要がありますね。

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子どもの人口、1665万人=31年連続減、過去最少—総務省

時事通信5月4日(金)17時3分
 「こどもの日」に合わせて総務省が4日発表した、日本の15歳未満の子どもの推計人口(今年4月1日現在)は、前年より12万人少ない1665万人で、31年連続の減少となった。1950年以降の統計で過去最少を更新。内訳は、男子が852万人、女子が812万人だった。
 総人口に占める子どもの割合は、前年比0.1ポイント減の13.0%で、38年連続の低下。人口4000万人以上の主要国と比べても、米国(19.8%)、中国(16.5%)、ドイツ(13.4%)などを下回り、最低水準だった。
 3歳ごとの年齢区分で見ると、12〜14歳が357万人と最も多く、9〜11歳は347万人、6〜8歳は325万人、3〜5歳は321万人、0〜2歳は316万人と、年齢が下がるにつれて人数が減少している。 

 

小規模農家とは如何なるものか分らないので何とも言いがたいですが、中々難しそうな問題ですね。皆さんは如何お考えになられますか?

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 ブラジル、農家のアマゾン伐採認める 環境保護団体「逆行する悪法」と批判
2012.4.26 22:47

 世界最大の熱帯雨林を抱えるブラジル・アマゾン地方で、小規模農家による森林伐採を一部容認する「森林法」が25日、ブラジル下院を通過した。近年、人工衛星などを使った違法伐採取り締まりの強化で森林消失面積が減少傾向にある中、環境保護団体は「逆行する悪法」として批判している。

 森林法は小規模農家の生活保護が主目的で、丘の上などでの伐採を容認。ただ広大なアマゾンを完全に監視することや、小規模農家による伐採かどうか判別することは難しいため、違法伐採が再び拡大するとの懸念が強い。上院は既に法案を承認済み。

 ブラジル・リオデジャネイロでは6月に「国連持続可能な開発会議(リオ+20)」が行われる予定で、ホスト国として環境への取り組みをアピールしたいルセフ大統領が、法案の一部に拒否権を行使するとの見方も出ている。(共同)

 

日本で若者層の問題というと、雇用・教育・内向き傾向・薬物の使用などなどが語られるケースが多いのですが、一方、世界に目を転じるとこのような別次元の問題が大きくのしかかってきているのです。

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情報BOX:世界の若者12億人が直面する問題


4月24日、国連児童基金(ユニセフ)は、世界の若者12億人が現在直面しているさまざまな問題に関する初の包括的な報告書を発表。インド北部の村で13日撮影(2012年 ロイター/Parivartan Sharma) [拡大]
【24日 ロイター】 国連児童基金(ユニセフ)は24日、世界の若者12億人が現在直面しているさまざまな問題に関する初の包括的な報告書を発表。ユニセフが若者と定義する10─19歳の年代は、自動車事故や犯罪組織による暴力、エイズウイルス(HIV)など、多くの危険にさらされていると指摘した。

 同報告書の主なポイントは以下の通り。

 ◎10─19歳は世界人口の18%を占め、そのうちの半分以上がアジアで生活している。

 ◎若者人口が最も多いのはインドの2億4300万人で、次が中国の約2億人。

 ◎人口に占める若者の比率は、後発開発途上国が23%、途上国が19%、先進国が12%。

 ◎エルサルバドル、べネズエラ、グアテマラ、ブラジル、コロンビアを含む中南米の一部では、事故や自殺よりも殺人で命を落とす青少年の方が多い。

 ◎アフリカでは、妊娠や出産の合併症が15─19歳少女の死因の1位となっている。

 ◎世界全体では、15─19歳少女の出産は年間約1600万人で、出産全体の約1割を占める。

 ◎ニジェールでは、20─24歳女性の半分が18歳未満での出産経験がある。

 ◎世界でHIVに感染している若者は約220万人。

 ◎中等教育を受けていない若者は世界全体で7100万人。

 ◎読み書きのできない15─24歳は世界全体で約1億2700万人で、その多くは南アジアとサハラ以南のアフリカに集中している。 

 

経済性の追求⇒森林伐採⇒自然破壊⇒水害の深刻化の加速⇒取り戻せなくなる熱帯雨林と言う負の連鎖を何とか断ち切りたいものです。
代替の経済分野へのシフトなど抜本的問題に早く取り組む必要がありますね。

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メソアメリカ熱帯雨林、森林に迫る危機

メソアメリカ熱帯雨林、森林に迫る危機

ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト 4月23日(月)17時25分配信

メキシコ北東部、東シエラマドレ山脈の遠景。「メキシコからコスタリカにおよぶメソアメリカ地域では、農地や牛の牧場、観光リゾートなどの用地開拓を目的とした森林伐採が増えている」と、環境保護団体レインフォレスト・アライアンスのリチャード・ドノバン氏は言う。同地域の東部大西洋側の森林はマホガニーの原産地でもある。家具などに使用され、熱帯雨林産の最高級木材として需要が高い。また、活発化する薬物取引も懸案となっている。「地域全体が不安定になり、森林保護など後回しにされてしまう」とドノバン氏は説明する。 (Photograph by Tom King Alamy)

 

毎年、1月も後半になると、またスーパーマーケットなどで、チョコレート売り場の前を通ると、どうしてもこのカカオ農園の子供への強制労働の問題が頭をよぎります。
中南米にも大変に質の良いカカオの産地がありますが、アフリカほど深刻な問題には成っていないものの、蒸し暑い場所で生育する植物で、害虫などにも抵抗力が無く
難しい産物です。フェレロの取り組みは賞賛に値します。

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カカオ農家の強制労働一掃へ、チョコレート世界大手が表明

2012.04.23 Mon posted at: 12:39 JST

(CNN) イタリアの食品大手フェレロはこのほど、チョコレートの原料となるカカオ豆の生産農家から、2020年までに児童労働や強制労働を一掃させると宣言した。カカオ農家の労働問題をめぐっては、先に食品世界大手のネスレとハーシーも農家に対する啓発などの対策を発表している。

フェレロは「ロシェ」ブランドのチョコレートで知られるメーカー。第三者機関による調査の結果、同社と契約しているカカオ農家が子どもを働かせたり大人に労働を強制していたりする実態が明らかになったと述べ、こうした労働を20年までにやめさせると表明した。

世界のカカオ豆の75%はアフリカ西部の小規模農家で栽培されており、コートジボワールだけでも推定20万人の子どもが働いている。その多くは意思に反して働かされ、チョコレートがどんなものかさえ知らない子も多いという。

英国の非政府組織(NGO)によれば、チョコレート業界全体では2001年にサプライチェーン(供給網)から子どもの人身売買を一掃すると宣言したが、チョコレートの世界大手が明確に目標を打ち出したのはフェレロが初めてだという。

同団体は、強制労働のカカオが使われていないことを製品のラベルに明記するようフェレロに働きかけている。  

 

日本の温泉とは、チョット趣の異なるこのような温泉は如何でしょうか?

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熱帯の大自然を満喫、中米コスタリカの温泉リゾート5選

2012.04.21 Sat posted at: 14:53 JST

(CNN) 中米コスタリカには数多くの温泉が存在するが、その中から規模、豪華さ、静けさの異なる5つの温泉を紹介する。


タバコン・グランドスパ・サーマルリゾート

タバコン・グランドスパ・サーマルリゾートは環境に配慮したスパリゾートで、「客が自然と触れ合う」ことに重きを置いている。

タバコンの温泉は緑豊かな庭園に囲まれ、アレナル火山や熱帯雨林を背景に天然温泉にゆっくりとつかれる。同リゾートには5つの温泉があり、近くの火山で熱せられた湯の温度は摂氏20~50度に達する。

タバコンはアレナル火山地区で最初の公共温泉施設で、102室の高級ホテルを備える。温泉以外にもマッサージ、温水療法、美顔などのサービスを受けられる。


ザ・スプリングスリゾート・アンド・スパアットアレナル

アレナル火山近くのラ・フォルトゥナにあるスプリングス・リゾートには、4エーカーの広さの庭園に18の温泉がある。湯の温度は摂氏28~39度。温泉群の隣には、五つ星ホテルのほか、広大な広さを誇るスパや鳥獣保護区などがある。温泉プールには、滝のあるプールから、熱帯雨林や火山の風景が楽しめるプールまで、さまざまなプールがあり、客が気分や好みに合わせて選べるようになっている。

ホテルの宿泊客でなくても40ドルの1日入浴券を購入すれば、温泉の他に鳥獣保護区や、レストラン、バーなどの利用も可能だ。さらにカヤック、乗馬、全地形対応車(ATV)のツアーなども楽しめる。

バルディ・ホットスプリングスホテル・アンド・スパ

バルディ・ホットスプリングスホテル・アンド・スパは、実業家アルバート・ロドリゲス・バルディ氏の構想を基に、アレナル火山のふもとに建設された複合型リゾート施設で、2000年にオープンした。

同リゾートは25の淡水プールを備え、「ファミリーフレンドリー」の雰囲気を大切にしている。プールには3つの大型ウォータースライダーがあり、子どもから大人まで楽しめる。プールには多くの滝が流れ込み、滝の湯の温度は最高で摂氏40度に達する。

またレストラン、バー、サウナのほか、熱帯植物園や宿泊施設も備え、さらに火山泥を使った全身パック、マッサージ、美顔などのサービスが受けられるスパもある。


エコ・テルマレス・リゾート

ラ・フォルトゥナ地区のエコ・テルマレスは緑豊かな庭園に囲まれた温泉施設で、混雑を避けるために1回の入場者数を100人に限定している。アレナル火山地区で最も小さい温泉の1つだが、混雑しないことから、多くの客はその小ささがこの温泉の主な売りの1つと考えている。

施設内には7つの温泉プールがあり、最高摂氏40度のお湯が流れ落ちる滝を備えたプールもある。またコスタリカの本物の家庭料理が味わえるレストランもある。

ブルーリバーリゾート&ホットスプリングス

ブルーリバーリゾート&ホットスプリングスは、リンコン・デ・ラ・ビエハ火山の北側、青い川リオ・セレステの向かいに位置する。

同リゾートには、近くの温泉から湯を引いている4つの温泉プールがあり、子ども用プールや大型のウォータースライダーを備えた淡水プールもある。また熱帯雨林、花、滝といった自然の風景も楽しめる。

温泉以外にも、植物園やバタフライガーデン、スパ、バーなどの設備があり、リゾート内のホテルを利用すれば長期滞在も可能だ。ホテルの大型テラスからは火山や緑豊かな熱帯雨林が一望できる。  

 

こういう努力は大歓迎。同様の悩みを抱える近隣諸国とも、この意味でドンドン競争して行ってもらえるようになると良いですね。

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エルサルバドルで殺人事件ゼロ、09年6月の大統領就任以来初


【サンサルバドル 15日 ロイター】 麻薬犯罪が横行する中米エルサルバドルで14日、1日の殺人事件の発生件数が、フネス大統領が2009年6月に就任して以来、初めてゼロとなった。

 フネス大統領は15日に声明を発表。「殺人事件の1日の平均発生件数が18件にも上っていた時期もあったが、この国で殺人のない日がようやく迎えられた」と述べた。

 国連のデータによると、エルサルバドルは人口10万人当たりの殺人事件の発生件数が66で、世界でも最も多い国の一つとなっている。同国は、メキシコの麻薬組織が密輸の中継地点として利用しており、事件の大半が麻薬組織の犯行とされている。

2012/04/16 12:14 

 

もう待ったなしの課題となってきましたね。各国ともエゴを棄て、真剣に取り組む時が来たことを認識すべきでしょう。前向きで実のある結論・合意・行動が期待されます。

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日本は再生エネルギー移行を提案 「リオ+20」6月20日開幕

フジサンケイ ビジネスアイ 4月16日(月)8時15分配信

 気候変動枠組み条約などが採択された国連の地球サミット(1992年)から20年目となる6月、ブラジル・リオデジャネイロで「国連持続可能な開発会議」(リオ+20)が開催される。約120カ国の首脳らが集まり、今後10年間の経済や社会、地球環境のあり方を討議。これまでの取り組みを総括した上で、環境配慮型の持続可能な経済成長や貧困撲滅などについて、成果文書を発表する予定だ。日本政府も東日本大震災の教訓を踏まえ、再生可能エネルギーへのシフトなど持続可能な開発を提案する。

 ◆成果文書を調整中

 折しも、昨年12月には同条約の第17回締約国会議(COP17)で地球温暖化ガス削減に向け、全締約国が参加する包括的枠組み作りに合意したばかり。環境と経済の両立に向けた機運が高まる中、リオ+20は重要な節目になりそうだ。

 92年の地球サミットでは、気候変動枠組み条約や生物多様性条約、砂漠化対処条約が生まれたほか、持続可能な開発を目指す「リオ宣言」を採択した。

 10年後の2002年、国連は「持続可能な開発に関する世界首脳会議」(リオ+10)を南アフリカ・ヨハネスブルクで開催し、リオ宣言を実行するための行動要領「アジェンダ21」を採択した。法的拘束力はないものの、各国が環境に配慮した消費形態への変更や、森林保全などを実行するとした。

 今回のリオ+20ではこれまでの取り組みを総括した上で、さらに発展させるための方法を模索。持続可能な成長に向けて経済と環境を両立する「グリーン経済」の制度的枠組みについて成果文書を取りまとめ、合意する見通しだ。

 文書に盛り込む具体的な項目について、すでに各国が昨年11月までに提案を終了。日本は(1)再生エネへの移行など大胆なエネルギーシフト(2)途上国での水質汚染や衛生問題の解決(3)農業分野への投資拡大(4)大災害監視のため地球規模での観測ネットワークを構築(5)低炭素型街づくりの推進-など9項目を提案した。震災や福島第1原発事故の教訓から、「再生エネと災害防止に特に重点を置いた」(外務省関係者)内容だ。

 現在、各国は成果文書の原案をめぐる調整を続行中だ。ただ、3月19~27日に米ニューヨークで開かれた第1回の会合では、経済成長を志向する中国やアフリカ諸国など開発途上国側が、環境負荷低減を重視するグリーン経済の考え方に対し警戒感を表明。

 途上国側は環境負荷の低減で「(先進国と)共通だが差異ある責任」を主張しており、今後、同文書をもとに環境関連の数値目標などを設定する場合、途上国には低水準の目標を求めるか、目標自体の拘束力を弱めたい考えだ。

 逆に欧州連合(EU)などの環境先進国は、文書や目標に「さらなる行動を促す影響力」と強い拘束力を求めており、対立の“火種”も垣間見える。

 ◆「意思統一」が焦点

 こうした状況下で6月20~22日に開催されるリオ+20では、途上国と先進国の対立を乗り越え、包括的な意思統一ができるかどうかが最大の焦点となりそうだ。成果文書を採択できればエネルギーや食糧安全保障、気候変動、広域的な防災対策など多くの分野で、「具体的な目標作りに向けた第一歩」(同)となる。国連はこの成果文書をもとに、事務総長を中心に15年までに具体的な指標に基づく「持続可能な開発目標」を策定し、各国に実施を促す予定だ。

 リオ+20には、各国の民間企業やNPO(民間非営利団体)なども参加し、政治レベルの交渉とは別に、環境と経済の両立について討議するシンポジウムなども開催する。日本もIHIや三菱重工業、コマツなどが省エネ技術などをPRするパビリオンに出展。官民を挙げて現地で存在感を発揮したい考えだ。

 

ブラジルで販売されているしらたき・糸こんにゃくは輸入品かと思ってましたが、現地生産されているのですね。そういえば、TPPに絡むこんにゃく玉の輸入関税の問題は最近他の話題に消されて、そこかに行ってしまったようですが、またそのうち再燃するのでしょうね。

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ブラジルで糸こんにゃくブーム 「痩せる」と女性客殺到

2012.4.11 06:00 

ブラジル・リオデジャネイロの日本食材店で3月30日、しらたきを買うブラジル人の女性客(共同)

ブラジル・リオデジャネイロの日本食材店で3月30日、しらたきを買うブラジル人の女性客(共同)【拡大】

 肉中心の食生活で肥満や糖尿病が社会問題化しているブラジルで「ダイエットに効く」と、糸こんにゃくや、しらたきがブームになっている。サンパウロやリオデジャネイロでは、売り切れが続出している。

 昨年末にテレビの料理番組で「食べれば痩せる」と紹介されたのがきっかけ。日本からの移民が生産、日本食材店などで販売されており、雑誌や新聞も相次いで取り上げると客が殺到。調理方法が分からないため、スパゲティや焼きそばの麺の代わりに使う人が多い。

 リオの日本食材店経営柚木四郎さん(64)は「ブラジル人客が急に買いに来始めて驚いた。99%が女性で、ほとんどが富裕層」。だが、日本貿易振興機構(ジェトロ)サンパウロ事務所によると、生産者側は「ブラジル人は熱しやすく冷めやすい」と冷静。一過性のブームで終わる可能性も考え、増産には踏み切っていない。(共同)


無事の救出、良かったですね。然し、鉱山労働者の待遇改善・安全確保への努力には終わりは無く、引き続き万全の体制確立に向けてのたゆまない努力を図ってもらいたいものです。

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2012/04/12 06:28
◎地下生き埋め、6日ぶり救出=ペルー鉱山落盤事故

 【サンパウロ時事】南米ペルーの鉱山で今月5日に落盤事故に遭い、地下約200メートルに閉じ込められていた作業員9人が11日、事故発生から6日ぶりに無事救出された。軽い脱水症状がみられるが、いずれも体調に大きな異常はないという。
 事故発生後、救助当局は地上からホースを通じて食料や水、酸素を地下に供給。生き埋めとなった作業員らも自力で穴を掘り進めるなど、懸命に脱出を試みていた。
 作業員は事故が起きた南部イカ州カベサデネグロ鉱山で、認可なしに金や銅を採掘していた。救助活動を現場で見守ったウマラ大統領は、無認可の鉱山操業が作業員の安全を損ねているとして、取り締まりを強化する考えを示した。
 南米では2010年、ペルーの隣国チリで起きた鉱山落盤事故で、地下約700メートルに閉じ込められた作業員33人が約70日後に救出された生還劇が注目を集めた。(了)
以上
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作業員9人が無事救出されるーペルー鉱山事故

 【サンパウロ 綾村悟】南米ペルー南部のカベサ・デ・ネグロ鉱山で作業員9人が地下2百メートルの地点に閉じ込められていた事件で、現地の救助隊 は11日早朝(日本時間11日夜)、作業員9人全員の救出に成功した。

 救出された作業員ら9人は、出迎えた作業員らの家族と、ウマラ・ペルー大統領から歓迎を受けた。ウマラ大統領は、作業員らの救出後の健康状態に関し「脱水状態にあるものの、比較的良好だ」と発表した。

 作業員9人は、5日に発生した落盤事故で地下に閉じ込められ、その後、地上からホースを通して酸素や食料を届けると同時に救出作業が続いてい た。現地からの報道によると、作業員らは冗談を言い合いながらお互いを励まし合い、救出作業を待っていたという。

 事故が発生した鉱山は未認可の違法鉱山、ペルーでは小規模の違法鉱山が多数存在し、違法鉱山の生産規模は年間20億ドル(約1600億円)近くにも上る。

 一方、ペルーでは昨年1年間で50人以上が鉱山事故で命を落としており、鉱山作業の安全性確保が問題となっている。

 鉱山の落盤事故では、隣国のチリで2010年に同様の落盤事故で作業員ら33人が数カ月にわたる地下生活を余儀なくされ、その救出作業が国際的 な注目を集めた。

2012/4/11 23:52 

 

トバゴ島は美しい島のようですが、カニのレースとは面白いですね。日本でも、カニやヤギレースをやっているところがあるのでしょうか?何か、ノンビリしていていいですね。ロハス向き!

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カリブの島で「カニレース」、横歩きでゴール目指す

2012年 04月 11日 15:09 JST

4月10日、カリブ海のトリニダード・トバコ北部、トバコ島ブッコで毎年恒例のカニレースが開催された(2012年 ロイター/Andrea De Silva)
  

[トバコ島(トリニダード・トバコ) 11日 ロイター] カリブ海のトリニダード・トバコ北部、トバコ島ブッコで10日、毎年恒例のカニレースが開催された。 

 

出場者は、ひもをくくりつけたカニを突っつきながら、ゴールラインを目指した。今年優勝したのは英国のカーク夫妻だった。

 

このイベントは、上流社会の娯楽であるサラブレッドの競馬に対抗して約75年前に始まったもので、カニレースの他にもヤギのレースが行われている。

 

チリのあの事故に学ばなかったのでしょうか?

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ペルーの違法鉱山で9人生き埋め、地下200メートルで落盤

 【リマ 7日 ロイター】 南米のペルー南部にある未認可の鉱山で5日、落盤事故が発生し、作業員9人が地下200メートルの地点に閉じ込められた。当局によると、作業員らには6日にホースを使って酸素や飲み物の救援物資が届けられたが、救出作業は難航しているという。

 事故があったのは同国南部のカベザ・デ・ネグロ金銅鉱山。作業員らと連絡を取った警察は地元ラジオに対し、健康状態に問題はないようだと話したが、地元の保健当局者は、作業員らが脱水症状にあり、絶望感に襲われていると語った。

 ペルーでは小規模な違法鉱山がよく見られ、民間試算によると、生産規模は年間20億ドル(約1630億円)に上るという。

 隣国のチリでは2010年、鉱山落盤事故で2カ月以上にわたる地下生活を余儀なくされた作業員33人が無事救出され、国際的な注目を集めた。 

 

我々民間も何とか知恵を絞って、出来ることから始めたいですね。
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途上国向け援助が減少=南欧、日本など切り詰め-OECD

 【パリ時事】経済協力開発機構(OECD)は4日、OECD加盟国のうち23カ国でつくる開発援助委員会(DAC)による2011年の途上国向け政府開発援助(ODA)が1335億ドルにとどまり、前年比で2.7%減少したと発表した。前年比での減少は1997年以来で、DACの一部諸国の財政事情悪化が背景にあるとみられる。
 DAC諸国の国民総所得(GNI)に占めるODAの比率は、前年の0.32%から0.31%に低下。国連が目標とする0.7%を上回ったのは、1.02%のスウェーデンなど欧州の5カ国にとどまった。
 最大のODA拠出国は米国で、前年比0.9%減の307億ドル。以下ドイツ、英国、フランス、日本が続く。DACメンバーのEU15カ国のODAは、2.7%減の計723億ドル。北アフリカ諸国の政変を受け難民対策で援助を増額したイタリアが33%増加した一方、ギリシャが39.3%減、スペインが32.7%減など、財政・債務問題を抱える南欧諸国が援助を切り詰めた。
 日本は前年比10.8%減の106億ユーロ。ギリシャなどと並んで「大幅減少国」に挙げられたが、OECDは10年に急増した反動だと解説している。GNIに占める比率は前年の0.2%から0.18%に低下し、DAC諸国ではギリシャ、韓国に次ぐ低い水準だった。

 

お疲れ様でした。そして有難うございました。どの分野においても、「現場主義」は大切ですね。
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JICA:「日本人、もっとトップに」緒方理事長退任会見


 国際協力機構(JICA)の理事長を8年半務めた緒方貞子理事長(84)が29日、今月末の退任を前に東京都内で記者会見した。「国際的な場で働くのはきつい仕事だが、日本人にもっとトップとして出て行ってほしい。グローバルな人材が減っているとは思わない」と語り、難民支援など国際協力の現場で活躍する後進の育成に期待をにじませた。

 緒方氏は91~00年に国連難民高等弁務官として難民支援の最前線に立った後、03年にJICA理事長に就任。在任中、43カ国計542日間の海外出張をこなし、退任間近の今月18~22日にもエジプトとチュニジアを訪問して大統領らと「アラブの春」後の援助のあり方について意見交換した。

 緒方氏は記者会見で「本当の問題は現場に近いところにいなければ分からない」として、自身が信条とする「現場主義」がJICAにも浸透したと強調。自衛隊の国連平和維持活動(PKO)派遣に先駆け、今の南スーダンで06年からJICA職員が活動していたことを例に「開発の突破口を作ったのは誇りだ」と語った。

 一方、日本の政府開発援助(ODA)について「政府の行政刷新会議で『切れ、切れ』と言われた時代はあったが、ややバランスが戻ってきた」と指摘。東日本大震災後、開発途上国から支援が寄せられたことを紹介して「持ちつ持たれつという認識が少しできてきた」とした上で、今後の援助の課題として欧米やアジアなどドナー(提供)国同士の協力を挙げた。

 緒方氏は4月1日からはJICAの非常勤特別顧問となるが、「ともかく一休みしたいのが今の心境だ」と一言。後任には国際政治学者の田中明彦・東大副学長(57)が就く。

 

津波つながりというと言葉が悪いですが、斯様な交流を通じて両国間の絆が強まることは決して悪くはないのではないでしょうか?
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「モアイ像」寄贈を表明 チリ大統領、南三陸町に

2012.3.29 23:28
会談を前に野田佳彦首相(右)と握手を交わすチリのピニェラ大統領=29日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影)

会談を前に野田佳彦首相(右)と握手を交わすチリのピニェラ大統領=29日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影)

 野田佳彦首相は29日、チリのピニェラ大統領と官邸で会談した。大統領は東日本大震災で、宮城県南三陸町に設置されていたチリ領イースター島の巨石遺物モアイ像の複製が破損したことを受け、同島の石を使用した複製を寄贈すると表明した。「より大きなモアイ像を贈りたい」と述べた。

 1960年のチリ地震津波で大きな被害を出した南三陸町には、91年から津波からの復興とチリとの友好のシンボルとしてモアイ像が設置されていた。大統領は「両国が自然の力でつながっていることを忘れないメッセージを込めたい」とも語った。

 大統領は30日に、破損したモアイ像の頭部を保管している南三陸町の県立志津川高校を訪問。モアイ像を寄贈する考えを直接伝達するとみられる。

 

どこかの国の警察も斯様に社会に真に貢献頂けると有り難いなと思いますが、皆さんは如何お考えでしょうか?
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ブラジルにバットマン現る、元警察官が麻薬撲滅へ奮闘

2012年 03月 28日 17:30 JST
 
 
3月26日、ブラジル南東部サンパウロ州の都市タウバテで、バットマンの姿をした男性がパトロールを行い、子どもたちから人気を集めている(2012年 ロイター/Roosevelt Cassio)
  

[タウバテ(ブラジル) 26日 ロイター] ブラジル南東部サンパウロ州の都市タウバテで、バットマンの姿をした男性がパトロールを行い、子どもたちから人気を集めている。 

 

バットマンの格好でパトロールするのは元警察官のアンドレ・ルイス・ピニェイロさん(50)。この地区は犯罪発生率が高く、ピニェイロさんは退職後、警察の要請を受けて協力している。

 

地元警察は麻薬密売の撲滅に向け、バットマンを取り入れることを決定。ウォーリー・タケオ警部は、警察とバットマンを結びつけることで、子どもたちがこれまで以上に善悪を判断できるようになるのではと話していた。

 

これからの地球では、「水」の問題が益々重要性をましてきますね。
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◯「水」の有難さ
 
 今週の22日(木曜日)は「世界水の日」(World Day for Water)だ。国連総
会が1992年に決定し、翌93年から実施されてきた国際デーだ(日本では8月1日
が「水の日」なので、22日を「地球と水を考える日」と呼んでいる)。
 
 国連が先日発表した「世界水報告」によれば、水の供給状況は急速に改善され
てきたが、世界の9人の1人は依然、飲食用の水を摂取できないという。国連報
告書によれば、約89%の人間が清潔な水を日々摂取できるが、残りの11%の人は
不衛生な水しか摂取できず、下痢などの病気を誘発する危険性があるという。
 
 国連は2000年9月に開催されたミレニアム・サミットで、世界中の全ての人が
グロバール化の恩恵を受けることができるための行動計画を提示し、貧困、教
育、環境などの8項目(ミレニアム開発目標)を掲げたが、目標値からみると、
清潔な水の供給では既に目標値を1%上回っている。15年には供給率が92%に届
く可能性がある。ちなみに、1990年は清潔な水資源へのアクセス率は76%だった。
 
 潘基文国連事務総長は「ミレニアム開発目標の一つが実現できたことは人類社
会にとって大きな成果だ。1990年と比較すると、20億人以上の人が清潔な水を摂
取できるようになった」と表明している。
 
 一方、国連児童基金(UNICEF)のアンソニー・レイク事務局長は「世界
が勝利を喜ぶことは時期尚早だ。依然11%の人、7億8300万人が清潔な水資源の
ない地域で生活。3000人以上の子供が毎日、不衛生な水のため下痢などで死んで
いる」と警告を発している。
 
 水供給率が改善された背景には、東・南アジア地域の改善が大きい。同地域で
は今日、2人に1人が清潔な水を摂取できるようになった。例えば、中国では
1990年、67%だった清潔な水供給率が91%に、インドで69%から92%にそれぞれ
急上昇した。それとは好対照なのはアフリカ大陸だ。約63%の国民しかまだ清潔
な水を摂取できない。
日本においても、地球環境保全問題と将来の抜本的エネルギー政策とを平行して議論し、結論を得てゆく必要があるのでしょう。
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水と緑の地球環境:Rio+20・地球サミット2012 歴史的な経験伝え、どう生きていくか 「新しい未来」を発信

 ◇市民によるメッセージビデオ「JAPAN VOICES」撮影着々

 6月にブラジルで開催される国連持続可能な開発会議(リオ+20)に向けた市民によるメッセージビデオ「JAPAN VOICES」(ジャパン・ボイセス)の撮影が進んでいる。持続可能な社会に転換するための提言など、環境活動家や企業人らへのインタビューを映像で紹介するほか、東京電力福島第1原発事故の被災者らの声を集めた「ボイス・オブ・フクシマ」も制作される。【明珍美紀】

 「福島での原発事故は、世界の出来事だと意識すべきだと思います」(福島県飯舘村の復興プロジェクト「負けねど飯舘!!」の佐藤健太さん)

 「この1年の歴史的な経験を我々が伝え、いかに生きていくかを発信していくことが世界へのメッセージになる」(同県南相馬市の桜井勝延市長)

 「家族が安心して暮らせるまちづくりが必要」(南相馬市・よつば保育園の近藤能之副園長)

 ビデオによる「ジャパン・ボイセス」は国や自治体の職員、環境NGOなどの有志で結成された「地球サミット2012Japan」が、映像作家の中野裕之さん(54)に制作を依頼した。中野さんは「美しい惑星」などの作品を監督した。

 2月から撮影を開始し、環境活動家の田中優さんや高木善之さん、アミタホールディングスの熊野英介会長兼社長らの発言を収録した。今後は、俳優の伊勢谷友介さんや若手の社会起業家らのインタビューを予定している。「基本的には解決のための意見を持っている人に話を聞く。活動家や有識者は約20人。そのほか街頭にも出かけていく」と中野さん。

 一方で、原発事故の被災者ら福島での収録分は「ボイス・オブ・フクシマ」という短編映画としてもまとめる。

 ビデオは、各国の首脳らによる本会議の外で開かれる「ピープルズサミット」などで上映する。インタビュー内容は、リオ+20の専用サイト「ザ・フューチャー・ウィ・ウォント」の窓口となる日本語サイト(http://futurewewant.jp)を通じて映像コンテンツや電子書籍などで閲覧できるようにする。

 地球サミット2012Japanの代表で、京都大学経済研究所准教授の佐藤正弘さん(37)は「震災以後の日本に暮らす人々が描き始めた新しい未来。その内容を世界に知ってほしい」と話す。

 ◇「グリーン経済は自然界を土台にしたものだ」--インド出身思想家、クマールさん講演

 インド出身の思想家、サティシュ・クマールさん(76)が先月、来日して各地で講演した。東京での座談会で「リオ+20」について触れ、「私たちが意味するグリーン経済は自然界を土台にしたものだ」と話した。

 「各国政府やビジネスリーダーは技術革新によってつくりだされる未来にグリーンというラベルを付けた」と指摘。「化石燃料を減らせるのか、原発をなくす気があるのか。この視点から政府や企業の姿勢を判断することが大切だ」

 クマールさんは、「非暴力」を説いたガンジーの思想や英国の経済学者、E・F・シューマッハに共鳴。英国南西部にあるシューマッハ・カレッジなど二つの学校の創設にかかわった。

 今回の訪日は明治学院大学の辻信一教授らとの対話などが収録されたDVD「今、ここにある未来」(ナマケモノ倶楽部製作)の完成を記念して企画された。

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 ■ことば

 ◇国連持続可能な開発会議

 1992年の「地球サミット」(リオ会議)から20年を経た会議で「リオ+(プラス)20」と呼ばれる。リオ会議では地球環境保全の行動計画を示した「アジェンダ21(21世紀環境行動計画)」などが採択された。リオ+20では、環境と経済を両立させるグリーン経済への移行と、持続可能な開発のための制度的枠組みなどが主な議題となる。合意文書のタイトル名は「ザ・フューチャー・ウィ・ウォント」。

 

この世界でも、女性版があったのですね。女性も男性も、お怪我の無いように !
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コロンビアでカウガール世界選手権、投げ縄技術など競う

3月21日、コロンビアのビジャビセンシオで、世界一のカウガールを決める世界選手権が開かれた。18日撮影(2012年 ロイター/John Vizcaino)
 

[ビジャビセンシオ(コロンビア) 21日 ロイター] コロンビアのビジャビセンシオで、世界一のカウガールを決める世界選手権が開かれた。6度目となった今大会には、米国やチリなど9カ国の選手が出場した。 

 

大会では、ウシに縄を投げる競技やベアバック・ライディングなどが行われた。優勝した地元コロンビアのマウラ・ブレイディーさん(19)は、「とてもうれしい。馬との息がぴったりだった」と喜びを語った。

 

準優勝のメキシコのパウリナ・オチョアさん(18)は、「男性と同じように女性も何でもできる。また、この競技をするのは、女性的側面を捨てるためではなく、何も問題ないと思う」とコメントした。

 

 

人類が「規範意識の鈍麻」から脱し得ないと、地球の環境破壊はこれまで以上に早いスピードで進展してしまう可能性が懸念されますね。
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2012/03/21 14:42
◎世界全体での違法伐採の収益、年1兆円規模=犯罪組織の関与を警告―世銀

 【ワシントン時事】世界銀行は20日、森林の違法伐採による収益が、世界全体で年間100億~150億ドル(約8400億~1兆2500億円)に上るとの報告書を発表した。多くのケースで犯罪組織の広範な関与が判明しており、「麻薬を売りさばく犯罪組織へと同様のやり方で対抗する必要がある」と警告している。
 世銀は、170カ国以上で違法伐採に関連した資金の流れを追跡。その結果、犯罪組織が関与しているケースが圧倒的に多く、収益の一部はさまざまな階層の政府当局者に賄賂として支払われていることが判明したという。一部の国では森林伐採の90%が違法伐採だったという例もあり、報告書は早急な対応が必要としている。
 具体策としては、多くが貧困層である違法伐採の実行役を摘発するだけでなく、違法伐採に絡んだ資金の流れの把握が不可欠と指摘。大規模な組織犯罪に対抗するには、摘発する側も組織的な対応が必要と提言している。(了)

 

 

あれまっ!如何してしまったのでしょう?
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ドミニカ共和国行きバス、なぜか仙台空港着…大阪市バスの怪

2012.3.13 22:01
ドミニカ共和国に贈ったはずが、仙台空港で被災地支援に活躍していた元・大阪市バス=昨年8月、宮城県名取市(大塚聡彦撮影)

 

ドミニカ共和国に贈ったはずが、仙台空港で被災地支援に活躍していた元・大阪市バス=昨年8月、宮城県名取市(大塚聡彦撮影)

 

 

 

 大阪市交通局が平成20年、中米・ドミニカ共和国に無償譲渡したはずの市バス5台が、同国に渡らず、うち2台が仙台空港の旅客輸送バスに転用されていたことが13日、分かった。追跡調査で、長野県富士見町役場や山形県の自動車教習所などへの転売も判明。同局は、仲介した大阪市浪速区のNPO法人に賠償を求める検討をしている。

 交通局によると、20年1月、同法人から「ドミニカ共和国支援に市バスを提供してほしい」と依頼があり、廃車バス5台を同年5月に法人側に引き渡した。

 ところが昨年8月、仙台空港で稼働する市バスの写真が産経新聞に掲載されたことをきっかけに調べると、同国に譲渡したはずの車体と判明した。

 NPO法人側は交通局に対し「なぜ国内にあるのか分からない」と回答。バスは同法人から別の業者に渡り、仙台空港のバスなど3台は宮城県白石市の中古車販売業者を通じて売られたことが分かったが、この業者が「仕入れ先は言えない」と協力を拒否したため、すべての流通経路は解明できていないという。

 

素人の私には良く分かりませんが、恐らく考古学的に価値のある発見なのでしょうね。
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メキシコ南部に1300年前の集団墓地か、167人を埋葬

2012年 03月 12日 16:24 JST
3月11日、メキシコ南部チアパス州の検察当局は同州で見つかった集団墓地について、およそ1300年前のものとの見方を示した。写真は公開された頭蓋骨の一部。提供写真(2012年 ロイター/Chiapas State Attorney General)
 

[メキシコ市 11日 ロイター] メキシコ南部チアパス州の検察当局は、同州で見つかった集団墓地について、およそ1300年前のものとの見方を示した。墓地には167人が埋葬されていた。当局は当初、この墓地がつくられたのは約50年前だとの推測を発表していた。 

 

集団墓地は、グアテマラとの国境から約18キロ離れたフロンテラ・コマラパ近郊にある洞窟内で発見された。そばには古代の陶器も見つかったという。

 

鑑識専門家や人類学者によると、1000年以上前に風習として行われていた頭蓋骨の変形が、埋葬されていた167人にも確認された。またメキシコの人類学専門機関は、チアパス州で見つかった集団墓地が700─1200年前の他の墓地との共通点を持っていると指摘した。

 

経済力や物事の順番や数字などのみでこの世界を論ずることには必ずしも組しないのですが、世界は大きな転換期に来ており、いち早く次の公正な世界秩序を維持する仕組み作りなども急ぐ必要性を感じます。

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ブラジルが経済規模で世界6位に、英国を抜く

2012.03.08 Thu posted at: 15:09 JST

ニューヨーク(CNNMoney) 2011年のブラジルの国内総生産(GDP)が英国を抜いて世界第6位となった。英国の民間調査機関、経済ビジネスリサーチセンター(CEBR)が8日までに明らかにした試算でわかった。

CEBRによれば、ブラジルの昨年のGDPは約2兆4690億米ドル(約200兆円)。これに対し英国のGDPは2兆4200億ドルだった。

ただし、11年のブラジルの経済成長率は2.7%にとどまり、7.5%だった10年と比べると減速した。

景気浮揚策としてブラジル中央銀行は7日、政策金利を0.75%ポイント引き下げて9.75%にすることを決めた。「BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)」のなかで実際に景気の減速がみられるのはブラジルだけだ。

世界第1位の経済大国は米国。以下、中国、日本、ドイツ、フランスと続く。  

 

チョコレート作りの職人さんも大変でしょうが、カカオと聞くと、栽培が非常にデリケートな植物であることと、同時に常に強制労働・児童就労など、「負」のイメージが付きまとってしまいます。
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最高のカカオ豆求めて世界まわる

2012.3.6 05:00

原材料だけでなく、メキシコの農場で育てている高級カカオ豆を管理するショコラティエ、ジャック・トレス氏(ザ・ブルックス・グループ提供)

原材料だけでなく、メキシコの農場で育てている高級カカオ豆を管理するショコラティエ、ジャック・トレス氏(ザ・ブルックス・グループ提供)【拡大】

 米ニューヨークの最高級レストラン「ル・シルク」で世界のセレブたちに高級デザートを提供していたジャック・トレス氏(52)は「ミスター・チョコレート」のニックネームを持つ。2000年に独立し、ブルックリンに「ジャック・トレス・チョコレート」を開店。理想のカカオ豆を求めて、そして金持ちになるために、世界中を旅するショコラティエの仲間入りを果たした。

 「もともとチョコレートが大好きだった。次第に情熱を抱き始め、いつしか取りつかれていた。一人でも多くの人にチョコレートを売りたい。富裕層をターゲットに絞ればリッチになることができるが、みんなに売ればもっとリッチになることができる」とトレス氏は語った。

 同氏は、マンハッタンにあるチェルシー・マーケット、ロックフェラーセンター、アッパー・ウエスト・サイドにも進出。商品は、1個50セント(約40円)のキャンディーから1箱66ドルのチョコレート、そして高価な特注品までさまざまだ。

 他の都市への出店も検討している。「チョコレートは寒い地域の方がよく売れる。そういう場所にも進出したい」とメディアへの露出も多いトレス氏は打ち明けた。

マースやハーシーなどの米大手チョコレートメーカーと競争することなく、同氏は着実に事業を拡大し、従業員80人を抱えるまでになった。年間売上高は1000万ドルに迫り、11年の売上高は前年比10~15%増加の見込み。米国の小売りチョコレート市場の成長率6.6%を上回る。

 コスタリカの海でサメと泳ぐなど生来の冒険家でもあるトレス氏は、競争も、そして原材料価格の高騰でさえも恐れていない。「中国やインドでもチョコレートが広まっている。農場の維持費も上がるだろうが、こういった国がますます豊かになるにつれ、間違いなくカカオの価格は上昇する」と語った。

 仏生まれの同氏は今秋、ベルギーの首都ブリュッセルを拠点とするチョコレートメーカー、ベルコラーデと提携する。同氏は原材料の管理を担当するほか、メキシコの農場で育てている高級カカオ豆の収穫期、成熟度、発酵なども決定する。

 年間所要量の100トンを確保するために、トレス氏は業者からもカカオ豆を仕入れており、その一方で、ベネズエラ、トリニダード、マダガスカルなどの希少な豆も探している。

 「これらの国には極めて高品質のカカオ豆があるが、非常に量が少ない。誰もが手に入れようと躍起になっている」と同氏は説明した。(ブルームバーグ Marvin G.Perez)

 

好ましい方向性にある事は、事実なのでしょうが、この種の問題は数字と時間軸だけでは真の解決になっているのか判断は難しく、持続的にたゆまぬ努力が要求させるのでしょう。
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2012/03/01 13:24
◎国連ミレニアム目標の最貧層半減を達成=中国の成長寄与―世銀

 【ワシントン・ロイターES=時事】世界銀行は29日、国連が2000年に設定した貧困撲滅などの「国連ミレニアム開発目標」のうち、15年までに1日1.25ドル未満で生活する世界の最貧層を1990年の水準から半減するとした目標が、10年に達成されたとする暫定結果を発表した。中国の経済発展が寄与した。
 世銀は、目標が発展途上国全体で達成されたと説明。ただ、中国以外の08年時点の最貧層は、調査を始めた1981年とほぼ同じ約11億人に上るという。
 地域別では東欧、中東、東アジアと太平洋地域が目標を達成。アフリカと南米は達成できていない。15年時点で最貧層は依然10億人に上ると試算する。
 130カ国850世帯に対する調査では、最貧層は81年の19億4000万人から08年には12億9000万人に減り、割合は最少に。調査担当者は「サハラ以南のアフリカを含む全6地域で貧困層が減ったのは初めて」と話す。
 しかし、1日1.25ドルをわずかに上回るレベルの層は6億4800万人増加。別の担当者は「22%は1.25ドル未満、43%は2ドル未満で生活しており、容認できない」としている。
 中国の08年の最貧層は、81年に比べて6億6000万人減少。アフリカでは99年以来、最貧層は約10%減少し、08年は05年から900万人減った。中東と北アフリカの最貧層は08年は約860万人で、81年から1650万人減少。南米は08年時点で、ピーク時の84年(14%)から6.5%に減った。
中米にこんなキラリと光る国もあるのをご存知でしたか? ひょっとすると我が国もかなり学ぶべき所があるかも知れませんね。

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Vol.84 2012年2月22日
豊かな自然と平和を愛する国 コスタリカ

2011年12月,コスタリカのチンチージャ大統領が来日しました。初のアジア外遊先として日本を訪問した同大統領は,野田総理大臣と経済関係強化や,エネルギー・環境問題での協力等について会談し,両首脳から今後の更なる二国間関係強化への強い期待が表明されました。今回は,コスタリカとはどのような国なのか,そして平和や民主主義,さらに地球環境問題などで価値観を共有する日本とコスタリカの関係について紹介します。

カリブ海と太平洋に囲まれた「富める海岸」

コスタリカ 南北アメリカを結ぶ地峡地帯に位置するコスタリカは,東西を太平洋とカリブ海に囲まれ,国土の中央に山脈が連なる風光明媚な国。国名の「コスタリカ(Costa Rica)」とはスペイン語で「富める海岸」という意味です。国土の北側はニカラグア,南側はパナマと国境線で接しており,約51,000平方kmという国土面積は,日本の四国と九州を合わせた面積と同じぐらいの広さです。また,日本と同様に火山国,地震国でもあり,国土の約半分は海抜500m以上で,首都サンホセも標高1,200mという高地にあります。およそ463万人の国民の約95%はスペイン系及び先住民族との混血で,その他アフリカ系(3%)や先住民族(2%)となっています。

美しい海岸と火山はコスタリカの自然の大きな特色 写真提供:コスタリカ政府観光局
 

豊かな生態系と自然を愛する国民性による「環境立国」

コスタリカ国内電力の内訳 国土の42%が農牧地で,38%が熱帯雨林というコスタリカは,豊かな自然環境・生態系に恵まれており,世界全体のわずか0.03%の面積でしかない国土に,地球上の全動植物の約5%が生息しています。ウミガメの世界的産卵地でもあり,手塚治虫氏の作品『火の鳥』のモデルとも言われているケツァールなどカラフルな鳥類も多く見られます。また,世界遺産に指定されている太平洋側のココ島は,映画『ジュラシック・パーク』の舞台にもなりました。政府も伝統的に自然環境を大切にしており,2002年には憲法に「環境保障」と題する章を追加。現在,国土の約1/4が国立公園・自然保護区となっており,自然を利用したエコツーリズムが盛んな国です。また,コスタリカは,再生可能エネルギー推進国でもあり,国内電力のなんと93%を再生可能エネルギー(水力,地熱,風力他)で賄っています。国際的には環境外交にも力を入れており,気候変動問題対策にも積極的に取り組んでいます。

小さな国土に息づく豊かな生態系 写真提供:コスタリカ政府観光局
 

植民地から,中米で最も進んだ民主主義国へ

コスタリカ略史1502年,コロンブスが第4次航海でカリブ海側の海岸に到着したことによって,コスタリカの存在がヨーロッパに知られました。その後,この地にスペイン人が入植し,19世紀に入るまで300年以上にわたり植民地時代が続きました。1821年,スペイン本国の国力衰退,またコスタリカの人々の独立思想の芽生えを背景として,グアテマラとともに独立。しかしその後はメキシコ帝国に併合されるなど完全な独立国家とは言い難い状態が続き,ようやく1848年に「コスタリカ共和国」として真の独立を果たしました。独立したコスタリカは,コーヒーブームに乗って経済的に発展し,少数の新興富裕層が出現。一時はこうした富裕層やインテリ層の政治介入による「インテリ独裁」の恐怖政治の時代もありましたが,1920年代になるといくつもの政党が結成され,真に民主的な国づくりへの努力が続けられました。そして,1949年,高度に民主主義な性格を持つ現行憲法が制定されました。以降,コスタリカは一度も軍事クーデターを経験せずに,14回連続大統領が民主的な選挙によって選ばれており,中米で最も進んだ民主主義国との定評を得ています。2010年には初の女性大統領(チンチージャ大統領)が誕生。閣僚や国会議員も女性の割合が高く,女性の社会進出も活発です。

 
 

常備軍を持たない平和を愛する国

1949年制定の憲法でコスタリカは常備軍保持を廃止しました。国家の非常事態の際には国会議員の2/3の賛成投票により,徴兵制実施及び軍隊の編成権限が大統領に与えられますが,憲法制定以来一度も軍隊が組織されたことはありません。1983年には「非武装中立」を宣言しています。また,長年内戦に苦しんできた中米諸国の和平プロセスに貢献したアリアス前大統領は,1987年に中米では初めてとなるノーベル平和賞を受賞しました。なお,首都サンホセには1980年に「国連平和大学」が設置されており,日本人を含む各国の留学生が学んでいます。

 

伝統的な農業国からの脱皮

1人当たりGDP(中米諸国との比較)一人当たりのGDPがパナマに継ぐ第2位と中米諸国の中では豊かな国であるコスタリカ。主要産業は伝統的に農畜産業では良質のコーヒー豆やバナナなど伝統的な農産品のほかに,近年はパイナップルやメロンなど新しい農産品の生産にも意欲的に取り組み,成功を収めています。一方で1996年に米国インテル社の誘致に成功するなど,ハイテク製品など製造分野における輸出が着実に伸びており,現在では伝統的な農業輸出産品をしのぐ輸出品目となりました。輸出・輸入とも最大の相手国は米国で,輸出額の約40%が米国向けとなっています。また,豊かな自然環境を生かしたエコツーリズムを中心とした観光業も主要な外貨獲得源としてコスタリカ経済で重要な位置を占めています。

 

世界の平和,人権,環境,軍縮・不拡散に貢献

共同記者発表を終えて握手するチンチージャ大統領と野田総理 コスタリカは,国連や米州機構(OAS)を中心とした外交を展開しています。過去3回にわたり,国連安保理非常任理事国を務め,国際場裡では特に平和,人権,環境,軍縮・不拡散の分野で存在感を発揮しています。近年の大きなコスタリカ外交のトピックとして,2007年にアリアス前政権下で台湾との外交を断絶し,中国との外交関係を樹立したことがあげられます。現政権のチンチージャ大統領は,対日外交,対アジア外交重視を打ち出しており, 2011年12月に初のアジア外遊として日本を訪れました

 
 

日本と価値観を共有する友好国

首都サンホセ市街 写真提供:コスタリカ政府観光局 日本とコスタリカは1935年の外交関係樹立以来,第二次世界大戦中を除いて,長年の友好関係を築いてきました。2011年1月には,外交関係樹立75周年を記念し秋篠宮同妃両殿下が日本の皇族として初めて公式訪問されました。国連では特に気候変動,軍縮・不拡散人権平和構築の分野で協力関係にあり, 平和と民主主義,持続可能な発展といった価値観を共有する国として,国際社会におけるかけがえのないパートナーです。経済関係の規模で言うと日本はコスタリカにとって,輸入相手国として第5位,輸出相手国として第20位とそれほど大きな貿易相手ではありませんが,経済協力の面で日本の政府開発援助(ODA)が環境,防災,野生生物保護,発電所建設等の各分野で多大な実績を重ねてきました。また,コスタリカは中米で最初の地上デジタル放送日本方式を採用した国でもあります。

【「コスタリカ方式」って何?】

日本の衆議院議員選挙が,中選挙区制から小選挙区比例代表並立制に移行した際に「コスタリカ方式」という呼称をしばしば耳にしました。これは,地盤となる選挙区を同じくする同一陣営(政党)の複数の立候補予定者を,小選挙区と比例区で交互に立候補させる選挙戦術のこと。コスタリカでは,国会議員の連続再選が禁じられていることから,「交互に立候補する」ことにちなんで命名したと思われますが,日本の「コスタリカ方式」は,名前だけ借りた全く独自の選挙戦術の呼称です。

 

東日本大震災に対する国をあげての支援

日本を勇気づけるために日本大使館に届けられたコスタリカの小学生が書いた手紙
チャリティ・イベント「Dia Arigato:Ticos por Japon」

2011年3月11日の東日本大震災後,コスタリカはいち早く日本との連帯を表明した国の一つです。3月20日には,コスタリカ文化・青年省,日本大使館,日本人会が共同でチャリティ・イベント「ありがとうの日:コスタリカ人から日本へ(Dia Arigato: Ticos por Japon)」を実施し,1万人以上が参加。このイベント開催にあたって,大統領は自らツイッターで日本への募金を訴えました。コスタリカの著名ミュージシャンが被災者応援ソング「Costa Rica por Japon: Un Mar de Amor (A Sea Of Love)愛の海」を発表。全売り上げが震災被災者への義援金として寄付されます。この曲のビデオクリップは,You Tubeでも視聴できます。もちろん,多くの市民,文化団体,小学校の児童などからも日本に対する募金やメッセージが寄せられました。昨年12月のチンチージャ大統領訪日時に野田総理は,こうしたコスタリカの国をあげての日本支援に謝意を表明し,チンチージャ大統領も,共通の価値を持つ日本との関係を一層緊密にしたいとの意欲を述べました。経済関係の強化やエネルギー・環境分野における協力など,今後,更なる二国間関係の深化が期待されています。

 

 

街中でのこの種レースは日本には多分無いのでしょうね。交通規制問題など全てが解決できるなら、日本ども実施し得る楽しそうなレースですね。

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南米チリでスリル満点の自転車レース 街の坂道や階段など全長2kmのコースを走る

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20120221-00000705-fnn-int

フジテレビ系(FNN) 2月21日(火)13時13分配信

南米チリで、スリル満点のユニークな自転車レースが行われた。
歓声の中、歩道を駆け抜けるマウンテンバイク。
世界遺産にも登録されている港町バルパライソで、街の坂道などを使ったレースが行われた。
参加者が走るのは、階段あり、特設のジャンプ台ありの全長およそ2kmのコース。
1万人以上の観衆が見守る中、見事優勝したのは、地元チリ出身の選手で、数年ぶりに母国に栄冠を取り戻し、地元ファンから大歓声を受けた。

 

犬もねずみも人間の愚考の後始末の犠牲になるのはお気の毒ですね。マウスは他の実験でも使われているという気軽な考えでやっているなら、そもそもの根本の原因に立ち返ってもらいたいものです。

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爆弾探知「ネズミ」訓練中、年内に配備へ コロンビア

2012.02.14 Tue posted at: 12:34 JST

(CNN) コロンビアの首都ボゴタ郊外にある国家警察本部で、新規採用者が訓練を受けている。といっても訓練の対象は体重わずか450グラム足らずの白いネズミ。草原の地中に埋めた爆発物を探す訓練では、1分足らずで爆弾を探し当て、訓練士から盛大にほめられてご褒美の餌をもらった。

コロンビアは10年前に比べれば安全になったとはいえ、今でも地雷や爆弾による被害が後を絶たない。2日には南部のカウカ県で警察署を狙った自動車爆弾が爆発し6人が死亡、その前日にも9人が死亡、70人が負傷する爆発があった。

かつては爆発物探知犬も使われたが、犬の体重で爆弾が爆発してしまう危険があった。その点、ネズミなら爆発の心配はなく、しかも嗅覚は犬と同じくらい優れている。コスト効率も高く、犬1匹の1日分の餌代で、ネズミ7匹の7日分の餌代がまかなえるという。

唯一の難点はネズミの寿命が3~4年と短いことだが、繁殖力の強さでカバー。4年前のプロジェクト開始以来、訓練したネズミは70匹を超え、これまでに硝酸アンモニウム、燃料油、火薬、トリニトロトルエン(TNT)など7種類の爆発物をかぎ分けられるようになった。

プロジェクト責任者の獣医、ルイサ・フェルナンダ・メンデス氏は、「プロジェクトは当初の予想を大幅に上回る成功を収めている」と胸を張る。ネズミたちは人間の命令に従うように訓練され、訓練士を恐れることもない。さらに同施設がネズミを天敵から守るために飼っている猫にもなつくようになった。

爆発物探知ネズミは既にモザンビークなどの国でも活躍しており、コロンビア国家警察は年内に実戦に配備したい考えだ。

コロンビアの首都ボゴタ郊外にある国家警察本部で、新規採用者が訓練を受けている。といっても訓練の対象は体重わずか450グラム足らずの白いネズミ。草原の地中に埋めた爆発物を探す訓練では、1分足らずで爆弾を探し当て、訓練士から盛大にほめられてご褒美の餌をもらった。

 

このような動きが、一歩一歩でも結実に向けて動き出し、各国ともエゴを棄て、真に平和な世界社会の構築に資することを願ってやみません。

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武器貿易条約 準備会合始まる

 

国連では、人道上の問題がある国への武器の輸出を認めないことなどを柱とした「武器貿易条約」の策定に向けた会合が始まりましたが、中国やロシアなどは条約に消極的なため、交渉は難航が予想されています。

「武器貿易条約」は、通常兵器の輸出入に対して国連への報告を義務づけるとともに、重大な人道上の問題がある国への武器の輸出を認めないなど、国際的な武器の管理体制を強化しようというものです。ニューヨークの国連本部では、13日、7月に予定されている本格的な交渉に向けて論点を整理するための準備委員会の会合が始まりました。
条約の策定に向けては、日本やイギリスなどが積極的に動いているほか、国内への武器の流入を防ぎたいアフリカの多くの国々も前向きな姿勢を示しているということです。
準備委員会の議長を務めるアルゼンチンのガルシアモリタン大使は、NHKの取材に対し、「条約は、武器の取り引きそのものは禁止しないが、人道状況の悪化につながる武器の輸出入を防ぐための有効な手段になる」と述べ、市民への弾圧を続けるシリアのような国への条約の適用を想定していることを明らかにしました。しかし、中国やロシア、それにアラブ諸国などは「通常兵器の管理体制は必要ない」と条約には消極的で、交渉は今後、難航が予想されます。

 

米墨国境以外にプエルトリコ経由ルートですか。こういう流れの無い社会作りに貢献したいところです。

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移民船転覆、17人死亡 ドミニカ共和国 

2012.2.6 12:27

 カリブ海のドミニカ共和国北東部サバナデラマル沖で4日、定員を大幅に超える不法移民を乗せ、近くの米自治領プエルトリコへ向かっていた船が転覆、5日までに17人の遺体が収容された。13人が救助されたが、ほかに少なくとも40人が乗っていたとみられ、死者数は増える恐れがある。AP通信などが伝えた。

 警察当局は同船の船長を拘束し事情を聴いている。不法移民はドミニカ共和国の人々とみられ、中には妊娠中の女性もいたという。

 同国からは、経済的に豊かで同じスペイン語が公用語のプエルトリコを目指す不法移民が多い。(共同)

 

これは、観光客にも十分に非があるはなしかも。皆さんは如何お考えでしょうか?

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チリ:氷河の氷5トン盗む バーのオンザロック用か

 南米チリ南部パタゴニア地方にあるホルヘ・モント氷河から氷約5トンが盗まれ、警察当局は4日までに、氷を運んでいたトラックを発見、窃盗容疑で運転手を拘束した。地元メディアが伝えた。氷は袋詰めにされており、レストランやバーに卸される予定だったとみられる。

 チリや隣国アルゼンチン南部の氷河観光では、氷河の氷で作ったウイスキーのオンザロックなどが観光客に振る舞われ、人気が高い。同氷河をめぐっては昨年12月、1年間で約1キロ後退したとの観測結果が発表された。地球温暖化の実情を示すデータとされ、こうした犯罪への監視の目も厳しくなっている。(リオデジャネイロ共同)

 

このような試みは有意義ですね。是非、アトムにアマゾン地域でも活躍して欲しいものです。

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アトム、熱帯雨林守れ…ブラジルの漫画で共演

 「漫画の神様」手塚治虫さんのキャラクターが、ブラジルの国民的漫画家、マウリシオ・デ・ソウザさん(76)の作品「モニカと仲間たち」の中で復活することになった。

 鉄腕アトムや、「ジャングル大帝」の主人公レオなどが、ソウザさんが描くキャラクターと力を合わせ、アマゾンの熱帯雨林を違法伐採から守るために戦うストーリーだ。2月末と3月末に計2冊がブラジル国内で出版される。

 ソウザさんは妻が日系人で、もともと手塚ファンだった。1984年にブラジルに講演旅行に来た手塚さんに会って意気投合、親交を深めた。89年に亡くなる直前も手塚さんと東京で会い、「平和や環境を守ることの大切さを語り合った」(ソウザさん)といい、その際、冒険漫画を共同制作する約束をした。ストーリーは、手塚さんの著作権を管理する手塚プロダクションと2年前から協議して決めた。

 

斯かる部族の存在は世界の他の地域にも存在するはずですが、研究目的やケアなどの観点から彼等が認める以外の、例えば、外界の観光客などへの公開は慎むべしと思いますが、皆さんは如何お考えでしょうか?

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「謎の部族」保護か非接触か 文明と隔絶、アマゾン源流の先住民撮影

2012.2.2 08:07
2011年11月16日、南米ペルーのアマゾン川源流域で、スペイン人考古学者が撮影した先住民マシコ・ピロの人たち。民間団体サバイバル・インターナショナルが今年1月31日に公開した(ロイター)

2011年11月16日、南米ペルーのアマゾン川源流域で、スペイン人考古学者が撮影した先住民マシコ・ピロの人たち。民間団体サバイバル・インターナショナルが今年1月31日に公開した(ロイター)

 1987年に世界遺産に登録された南米ペルーの南東にある国内最大の「マヌー国立公園」(広さ約15300平方キロメートル)の近くで1月31日、アマゾン川の源流域に住む先住民で、現代文明と一切交わることのない生活を続ける部族、マシコ・ピロ族の貴重な姿をとらえた写真が公開された。(SANKEI EXPRESS

 

■自然破壊で「迫害」

 

 近年、観光客らを中心に目撃情報が増えていたが、日常生活は謎のベールに包まれており、今回のような鮮明な写真が撮影されたのは初めて。写真の公開を受け、研究者らは「不法な森林伐採や石油・ガスの採掘といった自然破壊行為により、彼らは現在の居住地から他に追いやられている」と説明、保護のために何らかの対策が必要と訴えている。

 AP通信や英BBCなどによると、写真を公開したのは、世界各国の先住民族の調査・研究や保護活動を展開する民間団体「サバイバル・インターナショナル」(本部・英ロンドン)。写真は全部で3枚あり、1枚は昨年8月にバードウオッチャーが偶然、撮影したもので、残りの2枚は昨年11月16日にスペイン人の考古学者、ディエゴ・コルティーヨさんが撮影した。

 このコルティーヨさんの写真のうちの1枚には、丸太に腰掛けてくつろぐ男性と、その家族とみられる子供たちらが、ほぼ全裸で写っている。この写真は小型カメラを使って隠し撮りされたようで、被写体の周辺が円形状に黒くなっている。

■全世界に100以上存在

 

 コルティーヨさんが隠し撮りするしかなかったのには理由がある。ペルーで活動するこの団体の女性メンバーが英BBCに対し「彼らが(自分たちが住む)先祖伝来の土地にやってくる部外者と衝突したり暴力を振るうケースが増加している」と説明するように、観光客らとも“一触即発”状態になっているからだ。コルティーヨさんもマシコ・ピロ族を刺激しないよう約120メートル離れた場所から望遠レンズのついたカメラで撮影した。

 実際、昨年10月には森林警備隊員が、マシコ・ピロ族の放った弓矢で負傷。翌11月には、長年、良好な関係を保ってきた地元の別の部族の男性が弓矢で心臓を射抜かれて亡くなった。コルティーヨさんがマシコ・ピロ族の写真を撮影してからわずか6日後の出来事だった。殺害された男性はマシコ・ピロ族と会話でき、意思疎通できる唯一の人物だったという。

 この団体などによると、マシコ・ピロ族はマヌー国立公園の域内に数百人いる。彼らを含む現代文明と交わったことがない“未接触”部族はペルーだけで15部族、計12000~15000人おり、主にアンデス山脈の東側にあるジャングルで暮らしている。さらに全世界にはこうした部族が100以上存在しているという。

■観光客へ攻撃懸念

 “未接触”部族の置かれている状況について、ある人類学者は「状況は非常にデリケートだ」と述べ、「はっきりしていることは、彼らはよそ者に立ち入ってほしくないと思っているということだ」と訴えた。マシコ・ピロ族に関しては最近、観光客や貨物輸送船が多い河川流域でよく目撃されており、観光客への弓矢攻撃などが懸念されているという。

 

日本でも今年はテレビなどの番組で取り上げられる回数が増えるのではないでしょうか?

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マヤ暦「地球最後の日」の予言で観光客10%増見込む-メキシコ当局

 

1月31日(ブルームバーグ):マヤ暦で地球最後の日が到来すると予言されている今年、メキシコを訪問する観光客が数十万人増加する可能性があるとの見方を、同国の観光局が示した。

  メキシコ観光局のロドルホ・ロペス・ネグレテ最高執行責任者(COO)によると、パレンケやチチェン・イツァなどの遺跡を中心に観光客は前年比で10%増加し、過去最高に達した2008年の水準を上回る可能性がある。

  ロペス・ネグレテ氏によると、メキシコ南部のマヤ地域ではこの冬の旅行予約が既に非常に「堅調」だという。マヤ文明はメキシコと中米で1000年ごろまで繁栄し、最大10万人が居住する都市もあった。2012年12月はマヤ暦の周期の終わりを意味するが、一部では、米俳優ジョン・キューザックが主演した米映画「2012」(09年製作)で描かれたように世界の終末と解釈する見方もある。

  ロペス・ネグレテ氏は27日のインタビューで「メキシコは文化の超大国だ。既に非常に力強いシーズンがスタートしている」と述べた。

  観光はメキシコにとって自動車輸出や原油生産、国外からの送金に次ぐ外貨収入源で、観光収入は10年に119億ドル(現在のレートで約9100億円)に上った。

  ロペス・ネグレテ氏によると、メキシコはマヤ遺跡5カ所での観光客誘致や新規の観光ルートの開拓に約1000万ドルを投資している。これらの遺跡への今年の観光客数は国内外からを含め約5200万人と予想されている。

  同氏によれば、暫定的な統計では昨年の国外からの観光客数は約2240万人で10年と同水準。空路による観光客は2.1%増加した。メキシコ観光局によると、国外からの観光客数は08年にピークの2260万人に達した。  

 

「ノー」と叫んでいるのかどうか分りづらいですが、中々面白い取り組みですね。それにしても、周囲の民家の大きさから比べると随分と大きな建物のように見えますが・・・・。

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民家屋根に巨大写真、コロンビアで犯罪組織に「ノー」
 
民家屋根に巨大写真、コロンビアで犯罪組織に「ノー」
1月30日、麻薬組織「メデジン・カルテル」で知られる南米コロンビアのメデジン近郊で、民家の屋根や壁に人の顔を写した巨大な写真が掲げられた(2012年 ロイター/Albeiro Lopera)
この地域も、珍しいカエルの多いことで有名なのは承知してましたが、これまた相当に珍しい種類ですね。絶滅しないようにしてもらいたいものです。

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南米奥地で新種発見か、「パックマン」のようなカエルなど46種

2012.01.25 Wed posted at: 18:55 JST

(CNN) 乗馬靴を履いているような模様をしたカエルや、体の表面がとげで覆われたナマズ、みかんほどの大きさのフンコロガシ――。自然保護団体コンサベーション・インターナショナル(CI)はこのほど、南米奥地の森林で46の新種生物を発見したとみられるとの報告書を発表した。

生物の多様性保全を目的としたCIの短期調査プログラム(RAP)の一環として、科学者チームが2010年、スリナム南西部のクタリ川、シパリウィニ川沿いを訪れ、地元住民らの協力を得て調査を実施。1300種類近い生物を確認した。

よろい姿のナマズは、ピラニアなどの外敵から身を守っているとみられる。このほか、新種とみられる巨大なアマガエルや8種類の淡水魚、多数の昆虫が見つかった。体の幅いっぱいの口を持つ「パックマン」のようなカエルも発見された。

参加した科学者は、「この地域は昆虫学者にとって夢の楽園だ。至る所から珍しい昆虫が現れる」と話した。鳥類や哺乳(ほにゅう)類の種類も多く、チームの拠点から約100メートルの場所に仕掛けたカメラにはジャガーの姿が記録されたという。  

 

最近、何かにつけて感じるのですが、まだ、この世界は、かつての植民地時代・第二次世界大戦後・冷戦・各国の利己主義など過去の遺物が残っているような気がしてなりません。
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紛争30年、英国と断交を=フォークランドめぐり市民抗議―アルゼンチン

時事通信 1月21日(土)6時57分配信

 【サンパウロ時事】アルゼンチンの首都ブエノスアイレスにある英国大使館前で20日、南大西洋の英領フォークランド(アルゼンチン名マルビナス)諸島の領有権をめぐって対立する英国との外交関係断絶などを求め、市民が英国旗を燃やす抗議活動を行った。
 今年は、両国が戦火を交えたフォークランド紛争の勃発から30年の節目の年。ただ、今年上旬には王位継承順位2位のウィリアム王子が軍務で同諸島に駐留する予定のほか、今週にはキャメロン英首相が「アルゼンチン側の主張は植民地主義だ」と発言して同国内で反発が強まるなど、緊張が高まる恐れが強まっている。 

 

さてさて、軍配はどちらに上がるでしょうか・どういう着地点が見出されるでしょうか?
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ブラジルとFIFAがビール争い、サッカーW杯での販売めぐり

2012.01.20 Fri posted at: 12:12 JST

(CNN) 2014年サッカー・ワールドカップ(W杯)開催国のブラジルと国際サッカー連盟(FIFA)との間で、ビールをめぐる争いが持ち上がっている。

ブラジルでは、2003年にサッカー競技場でのアルコール販売を禁止する法律が制定されている。一方、FIFAの大会主要スポンサーは米ビール大手のバドワイザー。間に立つFIFAはブラジルに法改正を促してきた。

しかし法改正に対しては一部の国会議員が反対を唱え、W杯開催のための法案との調整が難航している。

FIFAはこの問題について「スタジアムでのビール販売はファン文化の一部であり、2014年FIFAワールドカップの一部でもある」と強調。「過去の大会と同様、アルコール類の販売はビールに限定する」とも述べ、ブラジルの法律は間もなく改正されるとの期待を示した。W杯開催法案の問題も3月までに決着できる見通しだとしている。

ブラジル政府はW杯開催国に決定した時点で競技場でのビール販売容認に同意しており、同国スポーツ相もFIFAに同調して3月までにこの問題を決着させる意向を示した。

ブラジルでのW杯開催をめぐって同国とFIFAとの間では、これまでにも高齢者と学生向けの割引チケット設定やスポンサーの商標権保護などをめぐる問題が浮上している。  

 

古代のポップコーンとはどのようなものだったのでしょう?それにしても「全米ポップコーンの日」が1月19日とは知りませんでしたね。
因みに、22日は「ワインの日」だったのです。
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古代のポップコーン、ペルーで出土

ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト 1月20日(金)12時57分配信

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古代のポップコーン、ペルーで出土古代のポップコーン、ペルーで出土
ペルーで出土した、古代の軸付きトウモロコシ。写真左上の軸にはポップコーン状の実がついている。
(Diagram courtesy Tom Dillehay)
 一説には1月19日とも言われる全米ポップコーンの日に合わせるように、現在のペルー付近に住む古代人がこれまでの説より2000年も前からこのスナックを食べていたことが、新たな研究でわかった。

 現在のペルー沿岸部に住んでいた古代人が、最も昔では6700年前からトウモロコシを調理していたことが、このほど発掘されたペルー北部の海岸地帯にあるパレドネス(Paredones)、ワカ・プリエタ(Huaca Prieta)の両遺跡の発掘物の分析から判明した。ここからはトウモロコシの軸、皮、穂、茎が出土している。

 これまでも約5000年前にトウモロコシが食べられていた証拠は見つかっていたが、これらはほとんどが微化石と呼ばれる形態であり、顕微鏡レベルの大きさのため多くの情報を読み取ることはできなかった。

 これに対し、今回発見された古代のトウモロコシについては、放射性炭素による年代測定をはじめとするさまざまな分析により、多くのことが判明している。その1つとして、ポップコーン状になっていることが確認できる、最古のトウモロコシの実がついた軸があると、今回の研究報告の執筆者の1人、ドロレス・ピペルノ氏(Dolores Piperno)は語る。ピペルノ氏はワシントンD.C.にある国立自然史博物館の学芸員としてアメリカ大陸の考古学展示を担当するとともに、パナマにあるスミソニアン熱帯研究所の名誉研究員でもある。

 パレドネスとワカ・プリエタに住んでいた古代人は、複数の方法でトウモロコシを調理していた。軸付きのトウモロコシを包んで(包んでいたものの材質はまだ特定できていない)炭の上に置いたり、直火でそのまま焼いたり、土でできたオーブンで焼いたりしていたとピペルノ氏は解説する。

 この文化においては、トウモロコシはごちそう、あるいは日常の飲食物に加えて、少量が食されていたものと考えられる。考古学的証拠を見る限り大量に消費された形跡がないからだ。

◆数々の品種を生み出した古代の農民たち

 ピペルノ氏によれば、トウモロコシが栽培植物となったのは約9000年前のメキシコで、テオシントと呼ばれる野生種をもとに作られた。それから数千年後、トウモロコシは南米大陸に伝わり、古代の農民によって数百の品種が生み出されたという。

 実際、今回の研究でピペルノ氏が最も驚いたのは、新たに見つかった遺構から出土したトウモロコシの多様さだった。可食部の形から種子の色に至るまで、実に多岐にわたっているという。「農民たちは積極的に品種改良を行い、優秀なものを栽培する」とピペルノ氏は述べている。

 今回の研究は、「Proceedings of the National Academy of Sciences」誌に1月19日付で掲載された。

 

確かに難しい舵取り。皆さんなら如何すべきとお考えになりますか?(間を取って、「木」と言うのは無しですよ)。
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「金」か「水」か、大統領ジレンマ ペルー 鉱山開発に住民抗議

産経新聞 1月19日(木)7時55分配信

「金」か「水」か、大統領ジレンマ ペルー 鉱山開発に住民抗議
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ペルー(写真:産経新聞)
 【ニューヨーク=黒沢潤】主要輸出品である金の国際価格上昇に伴って高成長が続くペルーで、就任から約半年のウマラ大統領が試練に直面している。国内最大級の投資プロジェクトとして期待が高い北部の金採掘予定地で、水質汚染を懸念する地元住民が抗議活動を展開。採掘準備が中断されているほか、昨年末には抗議活動に対する政府の姿勢に反発して首相が辞任した。経済成長優先か、住民の生活保護重視か-。大統領のジレンマは大きい。

 問題の採掘地は、北部カハマルカ州にあるコンガ金鉱山。時価総額で150億ドル(約1兆1700億円)もの金があるとされ米企業などが2015年から約48億ドルをかけて採掘する。

 ウマラ大統領は6月の大統領選決選投票を前に同地を訪れ、「あなた方はさすがに金を飲まないだろうから(安全な)水を保証する」と強調、住民を安堵(あんど)させた。

 しかし昨秋、採掘が同地域の水源を汚染させるとの懸念が浮上。デモが連日発生し、警官隊との衝突で30人以上が重軽傷を負った。政府はこれを受け12月上旬、採掘準備を一時停止するよう企業側に命じ、同州に非常事態宣言を出した。地元側との対話が始まったが妥協点は見えてこない。

 ペルーでは環境影響評価が行われる際、エネルギー・鉱山省の意向が大きく反映され、住民が望む環境保護は軽視されがちだとされる。同国の著名経済専門家マヌエル・グラベ氏はAP通信に対し「(鉱物を輸出する南米の)チリやコロンビア、エクアドルでこのようなことはあり得ない」と指摘する。

 ペルーではここ10年間、輸出の約6割を占める金など鉱物資源の国際価格上昇に伴い、7%前後の高成長が続いてきたが、コンガ金鉱山問題の動向次第では、外国投資家のウマラ政権への信用が失墜、総額400億ドルに上る他の新規採掘事業に影響が出る恐れがある。

 大統領選で貧困層の社会福祉充実を訴え当選したウマラ氏にとって、年間10億ドル前後も国庫に入る鉱山関連税は政権の「生命線」にもなっている。水を守るため鉱山開発に慎重な姿勢をとった場合、ウマラ氏が実現を目指している手厚い社会福祉は“絵に描いた餅”に終わりかねない。

 

緒方さん、お疲れ様でした。
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2012/01/17 12:35
◎JICA理事長に田中明彦氏=緒方氏、任期途中で退任―4月1日付

 玄葉光一郎外相は17日午前の閣議で、田中明彦東大副学長(57)を4月1日付で国際協力機構(JICA)理事長に任命する人事を報告、了承された。昨年10月に再任された緒方貞子理事長(84)は任期途中で退任し、田中氏が2015年9月末までの残りの任期を務める。
 玄葉外相は閣議後の記者会見で、緒方氏の退任について「本人が年齢を気にしており、一刻も早く適任者を選任してほしいとのことだった」と説明。緒方氏に関し「国際社会全体から信頼を寄せられている方で、その活躍と活動に心から敬意を表する」と述べた。(了)
「グリーン経済」、流行らせたい用語ですね。
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国連がリオ会議の合意案 世界でグリーン経済へ移行

2012.1.16 09:02

 今年6月に各国首脳がブラジルに集まり、今後の社会、経済、環境の在り方を議論する「国連持続可能な開発会議(リオ+20)」に向け、国連は16日までに、環境に配慮した「グリーン経済」への移行を世界全体で進めるとの合意文書の素案をまとめた。

 先進国から発展途上国への資金支援や技術移転を強化。自然破壊や資源浪費を伴う従来型の経済から転換し、飢餓や貧困の撲滅を目指す狙い。各国は素案を基に最終案づくりを進める。

 素案は、グリーン経済への移行に向け、エネルギーや食料資源の利用効率を高めることが必要と指摘。消費や生産活動の在り方を見直し、将来にわたって持続可能な姿に変えるよう求めた。

 会議はリオデジャネイロで6月20-22日に開かれる。当初の同月4-6日から日程が変更された。

 

金融グループの調査なので致し方ない部分はあるにせよ、途上国問題の視点が欠けてはいないか・いつまで経済力でのランキング付け発想を続けるのかなどなど違和感を禁じえないのですが、皆さんは如何お考えでしょうか?
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2050年の経済力ランキング 中国に続き米国、インド 日本4位

2012.01.12 Thu posted at: 18:04 JST

(CNN) 金融グループ大手のHSBCの国際調査部門は12日までに、2050年の世界各国の経済力ランキングを発表し、中国が首位で米国が2位、インドが3位になると予想した。日本は4位。

エコノミストは中国が首位に浮上することについて驚きではないとし、焦点は米国を抜く時期と説明した。日本の就業者人口は50年までに世界最大の減少率37%を被るが、上位の経済力は維持すると分析した。

ランキングについては、調査対象国が現在の経済的な成果を今後も持続させ、国民の生活水準を向上させることを想定して作成したとしている。

予想ランキングでは、一部の国が2010年に比べ順位を大幅に上げ、フィリピンが27ランク上げて16位に躍進。毎年5.5%増の成長率を示すペルーが20ランク上げて26位、エジプトが20位、ナイジェリアが37位、トルコが12位、マレーシアが21位に上昇した。

上位10位内のほかの国は、5位がドイツ、6位英国、7位ブラジル、8位メキシコ、9位フランス、10位カナダとなっている。

逆にランクを大きく下げるのは欧州の先進諸国と予測。2010年調査では上位20位に計8カ国がいたが、50年には5カ国に減る。特に北欧諸国の衰退が目立ち、デンマークは56位、ノルウェーは48位、スウェーデンは38位、フィンランドは57位に大きく後退している。

HSBCは報告書で、長期的な経済成長の鍵は就業者人口の増加と個人の生産力向上と指摘。教育の機会、民主的政府の存在、強力な法治能力も重要としている。逆に経済成長の阻害要因としては、戦争、エネルギー消費の制約、気候変動や国境間の人的移動の障害を挙げた。  

 

また、新年もこの関連ニュースの掲載をせねばならないのは、何とも言いがたい心境になりますね。こういう数字で記録更新など困ったものです。
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麻薬関連で9カ月間に約1万3000人が死亡 メキシコ

2012.01.12 Thu posted at: 12:06 JST

(CNN) メキシコ政府は11日、同国で2011年の1月~9月に麻薬カルテル間の抗争に関連して殺された人の数は1万2903人に上るとする報告書を発表した。

抗争による死亡や巻き添え、摘発時の射殺などの内訳は不明だが、前年比で11%の増加だという(2009~2010年の増加率は70%)。また事件は一部の地域に集中しており、約7割が31州のうち8州で起きている。

2011年全体の死者数は出ていないが、10~12月も同じペースで死者が出た場合は、史上最悪だった前年を上回り1万7000人を超える可能性もある。

麻薬組織の撲滅作戦は進んでいるとするカルデロン大統領の主張とは相反する数字だ。だが作戦により、麻薬組織の分裂が進んでいると見る専門家もいる。他方、新たな土地を求めてメキシコから中米へと活動地域を拡大する組織も増えている。  

 

写真が無いのが残念。どういうものか見てみたいものですね。
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<メキシコ>高さ402メートルの斜張橋、ギネス記録に認定

毎日新聞 1月7日(土)11時9分配信

 【メキシコ市・國枝すみれ】メキシコ西部を縦走する西マドレ山脈に建設中のバルアルテ橋が5日、地上から橋までの高さが約402メートルの世界一高い斜張橋(しゃちょうきょう)として、ギネス世界記録に認定された。東京タワー(333メートル)の高さを上回る。

 斜張橋は塔から張ったケーブルが橋桁を支える構造。バルアルテ橋は全長1124メートル、幅16メートル。シナロア州とドゥランゴ州の境に位置し、「悪魔の背骨」と呼ばれる急峻(きゅうしゅん)な山脈地帯を横切る。1月下旬に開通する見込み。

 

これも昨今良く言われる「分散」と「自己責任」の表れでしょうか?背景を良く勉強してみないといけませんね。
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<ジャマイカ>英連邦を離脱 独自の大統領選ぶ共和制移行へ

毎日新聞 1月8日(日)18時49分配信

 カリブ海に浮かぶジャマイカのシンプソンミラー新首相は6日、イギリス国王(現在は女王エリザベス2世)を国家元首とする英連邦から離れ、独自の大統領を国民が選ぶ共和制に移行する方針を発表した。

 昨年12月に選出されたシンプソンミラー首相は6日の就任式で「私は英女王が大好きだが、機は熟した」と演説した。

 英国領だったジャマイカは1962年に独立し、英連邦に加盟した。今年は独立から50年にあたる。

 英王室は「ジャマイカの国家元首は同国の政府と国民が決めるべき問題」としている。【メキシコ市】

 

早くも、MIKTなど他新興国の時代に移ってしまうのでしょうか?中々簡単には、そうでも無いような気もしないではありませんが。いずれにしても、変化のスピードが加速されることは間違いないでしょうね。
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BRICs4カ国 が高齢化で成長速度に陰り、世界経済も減速へ―SP華字紙

Record China 1月6日(金)6時43分配信

 
4日、過去10年、世界の経済成長の半分以上を担ってきたブラジル、ロシア、インド、中国のBRICs(ブリックス)4カ国だが、労働力の高齢化に伴い、その成長速度に陰りが見え始めている。写真は山東省日照市の老人ホーム。
2012年1月4日、過去10年、世界の経済成長の半分以上を担ってきたブラジル、ロシア、インド、中国のBRICs(ブリックス)4カ国だが、労働力の高齢化に伴い、その成長速度に陰りが見え始めている。シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。

【その他の写真】

米ゴールドマン・サックスは、世界経済をけん引してきたBRICs 4カ国で労働力の高齢化が進んでいることから、世界経済の成長速度は今後、鈍化すると予測する。国連によると、BRICs 4カ国の65歳以上人口は2020年までに46%増加して2億9500万人となり、2030年には4億1200万人に達する。反対に15歳~24歳の若者は2030年までに6100万人減少するとみられている。

これにより、BRICs4カ国の経済成長率は鈍化し、世界経済の成長率も2010年代の4.3%をピークに2020年代は3.9%に下がる、との予測を同社のエコノミストは示している。こうした状況を受け、新興国への投資で有名なマーク・モビアス氏などは投資先をナイジェリア、ベトナム、アルゼンチンなどにシフトしている。

約10年前に初めて「BRICs」と名付けたゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントのジム・オニール会長も、「インドネシア、トルコ、エジプト、メキシコなど別の新興国の方がより良い投資先かもしれない」とし、膨大な若い労働力を持つこの4カ国がこの10年の世界の国内総生産(GDP)成長で、上位10位に入る貢献を果たすことになると予測した。(翻訳・編集/NN)

 

良かったですね。
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アルゼンチン大統領、がんではなかった

読売新聞 1月8日(日)19時28分配信

 【リオデジャネイロ=浜砂雅一】ロイター通信などによると、アルゼンチン大統領府は7日、昨年12月末に甲状腺がんと診断されたフェルナンデス大統領(58)が、4日の手術などの結果、がんではなかったことが確認されたと発表した。

 事前の検査結果などは腫瘍の存在を示していたが、その後の手術や精密検査で腫瘍ではないとわかったという。

最終更新:1月8日(日)19時28分

 

自然の驚異ではありますが、何とか各地に適度な・必要な量の降雨があるようになると有り難いのですがね。
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南米各地で洪水・干ばつ ラニーニャ影響か

 南米各地で昨年後半から、大雨による洪水や干ばつなどの異常気象が続き、大きな被害が出ている。

 AP通信や地元メディアによると、ブラジル中部リオデジャネイロ州北部では5日、洪水のためダムが決壊し近くの町が水浸しになり、1千家族以上が避難、ミナスジェライス州でも3400戸の家屋が被害を受けた。いずれの州でも死者が出ており、緊急事態宣言が出された。隣国コロンビアでも大雨により過去4カ月で182人が死亡した。

 チリ南部では干ばつによる森林火災が相次ぎ、消防士ら7人が死亡する事故も起きている。ブラジル南部やアルゼンチンでは、トウモロコシなど農作物の収穫にも影響が出ている。

 専門家は海面温度が下がるラニーニャの影響を指摘している。(サンパウロ=平山亜理) 

 

さしずめ、グアテマラ版「伊達直人」でしょうか? でも、こちらは実名を明かしているか。いずれにせよ、Feliz Navidad !
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サンタが貧困層の子どもにプレゼント、煙突ではなく橋を降下

ロイター 12月20日(火)8時21分配信

 
 12月18日、中米グアテマラで、サンタの格好をした消防隊員のエクトル・チャコンさんが、橋の下に住む貧困層の子どもたちにプレゼントを配った(2011年 ロイター/Jorge Dan Lopez)
[グアテマラ市 18日 ロイター] 中米グアテマラの首都グアテマラ市で18日、サンタの格好をした消防隊員のエクトル・チャコンさんが、橋の下に住む貧困層の子どもたちにプレゼントを配った。

チャコンさんは橋の上から子どもたちにあいさつをした後、橋を降下。子どもたちの住む地域に到着すると、おもちゃの入った袋を配り歩いた。

チャコンさんによると、同国の消防隊員は過去13年間にわたり、貧困地域の子どもたちにプレゼントを配っている。

最終更新:12月20日(火)8時23分

 

そろそろ市場経済原理を徐々に導入してゆくのでしょうか?
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キューバの「イエローページ」、自営業者の広告掲載を解禁
2011年 12月 9日 14:52 JST
 12月8日、キューバ政府は経済開放政策の一環として、国営電話会社が発行する電話帳に自営業者の広告掲載を許可した。写真はハバナ市内の理髪店。2010年9月撮影(2011年 ロイター/Desmond Boylan)
  

 

 
[ハバナ 8日 ロイター] キューバ政府は経済開放政策の一環として、国営電話会社が発行する電話帳に自営業者の広告掲載を許可した。こうした広告が認められるのは、1959年のキューバ革命以来初めて。国営メディアが8日伝えた。 
 

広告掲載料は約10ドル(約775円)で、写真や画像も同時に載せられるという。共産党機関紙グランマは、カフェやレストラン、理髪店などの民間サービス提供者らが、電話帳を通じて自分たちの事業をPRできるようになるとしている。

 

キューバでは昨年、個人の経済活動が規制緩和され、現在では家族経営の事業主が35万人以上いるとされている。財政状況が厳しい同国政府は職員100万人を削減する計画だが、こうした「非政府分野」の拡大が奨励されている。

 

大統領の肖像権を問題にした米政府より、こちらの大統領の対応の方が面白いですね。日本の政治・外交にもこれくらいの余裕・茶目っ気があっても良いのかも?
皆さんは如何お考えでしょうか?
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米大統領との合成キス写真、チャベス氏「うまいジョーク」

ロイター 12月7日(水)13時49分配信

米大統領との合成キス写真、チャベス氏「うまいジョーク」
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 12月6日、ベネズエラのチャベス大統領は、イタリアのアパレル大手ベネトンの広告でオバマ米大統領とキスする合成写真を作成されたことについて、「うまいジョークだ」と笑い飛ばした。写真はベネトンの広告写真。テルアビブで11月撮影(2011年 ロイター/Nir Elias)
[カラカス 6日 ロイター] ベネズエラのチャベス大統領は6日、イタリアのアパレル大手ベネトンの広告でオバマ米大統領とキスする合成写真を作成されたことについて、「うまいジョークだ」と笑い飛ばした。

記者団から写真について聞かれたチャベス大統領は、写真を初めて目にしたとし、「あいさつ程度の軽いキスだ。こんなことには慣れている。ちゃかされても笑い飛ばすのが私という人間だ」と語った。

チャベス大統領はまた、ベネトンから「見返り」を期待していると冗談を飛ばし、「ネクタイぐらい送ってよこさないのかね。クリスマスプレゼントにネクタイが欲しい」などと述べた。

ベネトンは先月、「Unhate(反・嫌悪)」をスローガンに、反目する2人が友愛のキスを交わす合成写真を用いた広告キャンペーンを開始。組み合わせには、チャベス大統領とオバマ大統領のほか、オバマ氏と中国の胡錦濤国家主席、ローマ法王ベネディクト16世とイスラム教指導者アフマド・アル・タイーブ師などがあった。ローマ法王の写真は、ローマ法王庁(バチカン)が法的措置を取る構えを示したことを受け撤去された。

 

地球温暖化問題は深刻さを増してきますね。各国ともエゴを捨てて、地球全体・人類共通問題として真剣に取り組んで欲しいものです。
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<温暖化>アマゾン川流域、今世紀末にも干上がる?

毎日新聞 12月5日(月)2時33分配信

<温暖化>アマゾン川流域、今世紀末にも干上がる?
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アマゾン川流域の水資源量の増減予測
 地球温暖化の影響で、緑豊かな南米アマゾン川流域が今世紀末までに乾燥化する恐れがあるとの分析を、国立環境研究所(茨城県)のチームがまとめた。世界有数の熱帯雨林が広がる流域は、野生生物の貴重な生息地となり、二酸化炭素を大量に吸収する「地球の肺」の役割を果たしてきた。生態系の悪化や温暖化の加速が懸念されそうだ。

【関連写真特集】暖かな破局 刻一刻と進む地球温暖化

 ◇国立環境研チーム分析

 国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」は、各国の研究機関が開発した20種類以上の計算方法を参考に、将来の気温や水資源量(降水量から蒸発量を除いた利用可能な水量)などを予測している。しかし、気温に比べ水資源量の予測は難しく、アマゾン川流域では湿潤になるという結果もあれば、減少して乾燥するという結果もあった。

 チームは、世界各地で観測された水資源量の地域分布と、これらの計算方法の結果を比較。最も現実に近い結果を算出する計算方法を選ぶ手法を開発し、アマゾン川流域に適用した。

 その結果、現在より気温が1度上昇すると、雨雲を発生させる大気の流れが変わって、水資源量は年100ミリ以上増えるが、中下流では最大で年300ミリ以上減る可能性のあることが分かった。今世紀末までにブラジルの気温は3度程度上昇するとのIPCCの予測をあてはめると、年間1000ミリ近くの水資源量が減ることになる。

 流域では毎年1200ミリの水資源が供給され、多様な動植物の生息を支えてきた。理科年表によると、アマゾン川の長さは6516キロ。流域面積は705万平方キロで、日本の20倍弱、オーストラリア大陸にほぼ匹敵し、世界最大だ。国立環境研究所の塩竈秀夫特任研究員(気候変動学)は「軽視できない減少量だ。豊かな水資源は人類の生存に欠かせない。今後、日本をはじめ世界各地の変動予測に役立てたい」と話す。【田中泰義】


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最終更新:12月5日(月)2時33分

 

「地球の肺」是非とも守ってゆかねばなりませんね。
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アマゾン熱帯雨林の森林消失速度が低下
ブラジル国立宇宙研究所

 【サンパウロ綾村悟】ブラジル国立宇宙研究所は5日、アマゾン熱帯雨林の衛星監視調査を開始した1988年以来、今年7月までの1年間の森林消失面積が過去最低となったと明らかにした。

 ブラジル政府は近年、アマゾン地方に国軍などを送りこんで違法伐採の取り締まりを強化しており、同国環境省は政府対策の効果が出ていることを強調している。一方、一部の環境保護団体は、今回の森林消失速度減少はあくまでも世界経済の停滞による影響が強く、大豆や牛肉など各種資源に対する世界的な需要の低下がアマゾン地域の違法開発を遅らせているだけだと主張している。

 INPEによると、2010年8月から11年7月までのアマゾン地方での森林消失面積は6240平方キロだった。森林消失面積が過去最大となったのは、03から04年にかけての1年間で、ニュージーランドの国土面積に相当する2万7700平方キロの森林が失われた。

 世界最大の面積を誇るアマゾンの熱帯雨林は「地球の肺」とも呼ばれており、ゴア米元副大統領を始め、世界中の環境問題関係者から同地域の保全に関心が集まっている。

 現在、ブラジル政府は「持続可能な開発」をテーマとして、新たな森林法の制定を含むアマゾン地域の保全に取り組んでいる。一定の雇用確保に向けた開発とアマゾン地域の森林保全が、今後どのようにバランスを取るか、その取り組みには多くの賛否と注目が集まっている。   

 

是非、この専門家たちの意見・説どおりとなってほしいものです。
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マヤ専門家が2012年人類滅亡説を否定、「区切りに過ぎない」

2011年 12月 2日 17:46 JST
 
  
[パレンケ(メキシコ) 1日 ロイター] 古代マヤ文明の暦に基づき、2012年12月に世界が「人類滅亡」を迎えるとする説について、専門家からこの説を否定する声が上がっている。 
 

2012年12月の人類滅亡説は、マヤ文明の研究者ホゼ・アグエイアス氏などによって広められたが、メキシコ南部にある古代都市パレンケで開かれた会合では、専門家から、2012年は単純に一つの期間が終わるという区切りに過ぎないという意見が出た。

 

メキシコ国立自治大学のエリック・ベラスケス氏は、「2012年に関する予言はない。これは明確にさせておくべきだ」と語った。また、マヤ暦の解読を行っている豪ラトローブ大学のスベン・グロネマイアー氏は、世紀末を迎えるとされている日は、単純に次の時代への移行を示しているだけだと述べた。

 

マヤ文明で用いられた長期暦は紀元前3114年からスタートしており、1サイクルが約394年という周期をもっている。同文明では「13」という数字は神聖な意味があり、13のサイクルが終わるのが2012年の12月になるという計算となる。

 

皆さんもペットボトルのキャップ集めてリサイクルに拠出してますか?
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キャップ91トン集め、ギネス認定

TBS系(JNN) 12月5日(月)6時40分配信

「あるもの」を集めてギネス記録更新に挑戦です。

 クレーンで吊り下げられた青い袋から次々と出てくるカラフルなプラスチックキャップ。よく見ると、これはすべてボトルのキャップなんです。

 アルゼンチンにある子どもの病院で3日、「ボトルキャップをどれだけ集められるか」というギネス記録への挑戦が行われました。制限時間は8時間以内。記録更新のためには500キロ以上を集めなければなりません。果たして結果は・・・

 「最終結果が出ました。ボトルキャップの重さは91トンと17.8キログラム。新記録達成です」(ギネス認定員)

 500キロを開始からわずか90分で成し遂げ、大幅に上回る記録で、見事、ギネスに認定されました。

 病院側は集められたキャップを売ったり、リサイクルしたりする予定で、その収益金は持ち運び用の献血器具の購入にあてられるということです。(04日23:29)

 

自然・再生可能エネルギーの推進と環境・動物保護、この分野でも両立は中々難しいのでしょうか?
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風力発電かクジラ保護か? チリで議論

ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト 11月30日(水)15時35分配信

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風力発電かクジラ保護か? チリで議論
チリのチロエ島(写真)の近海で見られるシロナガスクジラは、この海域の豊富なオキアミを食べて暮らしている。
(Photograph courtesy Elsa Cabrera Center for Cetacean Conservation)
 チリ南部のチロエ島の北西沖では、南極環流の影響を受けた低温の海流が南アメリカ大陸に向かって押し寄せてくる。この海流のおかげで栄養に富む海水が沿岸にぶつかり、植物プランクトンが大量に発生して、この海域はオキアミの宝庫となる。地球上で最大の哺乳動物シロナガスクジラにとって、ここは毎年1月から4月にかけての絶好の食事場所だ。.

 海流が恵みをもたらすいっぽうで、地上の気流からも恵みを得ようとエネルギー業界が動きはじめている。大規模な風力発電施設の建設計画が進行しているのだ。

 風力タービンは陸上に建設されるが、一部の科学者は海中への影響、とくにシロナガスクジラに悪影響が及ぶ可能性を懸念している。シロナガスクジラは絶滅が危惧されており、南半球の個体数は過去100年間で97%減少した。

 チリの環境保護団体は全体としては風力発電を支持している。南アメリカ諸国はエネルギー資源の多様化を熱心に推進しており、環境への負担の小さい電気エネルギー源はとくに大切な存在なのだ。

 しかし、サンチアゴに本社を置くエコパワー(Ecopower)社が2億3500万ドルを投じてチロエ島に建設を計画している風力発電所計画に対しては、チリ国内で10以上の団体が反対を表明している。チロエ島の海岸近くの1000ヘクタールを超える敷地での風力タービンの建設と運用が、シロナガスクジラばかりでなく、何十種もの渡り鳥やペンギンその他の海生生物に悪影響を及ぼしかねないと反対派は主張する。

◆代替エネルギーを求める動き

 チリは、拡大するエネルギー需要を満たすため、代替エネルギー源の開発に取り組んでいる。政府は2020年までにチリ国内の電力の少なくとも10%を地熱、風力、太陽光などの代替エネルギーでまかなうという目標を設定した。エコパワー社の風力発電計画はこの方針に沿うものだ。

 エコパワー社は批判に対し、「海上の風力発電施設ならクジラに害を与えるかもしれない。しかし陸上の風力発電がクジラに影響するという研究は存在しない」と反論する。

 チリ政府は、この計画が、海中を含めた完全な環境評価の実施を正当化するほどの「重大な」影響を環境に及ぼす可能性は低いという判断を下した。

 国際捕鯨委員会(IWC)の科学委員会はチロエ島の計画を調査し、今年6月に公式報告書を発表した。その中で委員会は、「この地域の環境影響評価の計画を早急にまとめることと、風力発電所の場所をさらに内陸に移すことを再検討すること」を勧告した。

◆船と騒音

 環境保護派の懸念事項のリストの中でも上位に来るのが、発電所が海上か海岸かにかかわらず、発電所ができることにより船舶の航行が増えるという可能性だ。イギリスのクジラ・イルカ保護協会(Whale and Dolphin Conservation Society)の科学部門の国際主任を務めるマーク・シモンズ氏は、クジラはコミュニケーションに低周波の音を利用するため、低周波の騒音を発する船舶の航行はクジラの会話を妨げると指摘する。

 海上または海岸沿いの風力発電所建設を調査する科学者や政策立案者はみな、風力タービンの敷設時に基礎を打ち込む油圧ハンマーから発生する300デシベル以上の大騒音を不安視する。

 米国海洋大気庁(NOAA)の音響計画責任者ジェイソン・ゲダムケ(Jason Gedamke)氏は、「クジラの仲間にとって音は生存の絶対的な基盤なのだ。海洋中に音を流すことは、何であれ注意していかなければならない」と話す。

 チロエ島のクジラの調査によると、頻繁に沿岸に近づいてくることが記録されている363頭のシロナガスクジラのうち約半数が、風力発電所建設予定地の近くに定期的に集まるという。チロエ島の北西沖で見られるこのような大規模なシロナガスクジラの集中は非常に珍しいことであり、南半球全体でみても、この海域はシロナガスクジラにとって最も重要な場所であると言える。

 エコパワー社が計画している56基の風力タービンのうち約4割が海岸沿いに建てられる。一部は海岸からわずか10メートルほどしか離れていない。サンチアゴの鯨類保護センター(Centro de Conservacion Cetacea)の所長で、10年以上前からチロエ島沿岸のクジラを調査し、今回の反対運動を主導しているバルバラ・ガリェティ(Barbara Galletti)氏は、この海域のシロナガスクジラは海岸から400メートル以内に近づくことが分かっていると指摘する。ミナミセミクジラの中には岸から5メートルのところまで来るものもある。

「ホエールウォッチングの飛行機がまき散らす110デシベルの音でクジラが逃げていってしまうことが知られている。エコパワー社によると、ここに56基の風力タービンが建設され、そのそれぞれが121デシベルもの音を発する可能性があるという」とガリェティ氏は指摘し、この騒音が今後25年間休みなく続くことを強調する。「このような脆弱な生息環境においては、予防原則に従って対応すべきだ」。

 NOAAのゲダムケ氏は、これまでの調査では陸上で風力発電を継続的に行うことがクジラの生息環境に影響するかどうか結論を導けないかもしれないが、ここで計画されているような風力発電施設はこれまでどこにも作られていないと指摘する。

「長期的に、特定の生息環境に音が氾濫してクジラが近寄らなくなるということは考えられる。こうした建設計画が進んでいる場所の近くにこのような動物が集まるところがある場合には、懸念を抱くべき問題となる」とゲダムケ氏は話している。

Jimmy Langman for National Geographic News

 

色々な分野でのギネス挑戦があるのですね。私もメキシコで、ヘアーカットのお世話になりましたが、さすがに屋外ではなかったですね。
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メキシコの公園で、屋外で一斉にヘアカットする世界記録に美容師1,162人が挑戦

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20111130-00000583-fnn-int

フジテレビ系(FNN) 11月30日(水)12時32分配信

メキシコの公園で青空の下、どれだけ多くの人が一斉にヘアカットができるか、ギネス・ワールド・レコーズ記録への挑戦が行われた。
メキシコ国内から集まった美容師の数は1,162人で、現在のギネス記録は、2010年、神奈川・横浜市で行われた1,156人で、イベントの主催者は、ギネス記録更新に自信を見せている。

 

70億のうち14億ですか。2割に相当しますね。化石燃料使用の過程を経ずに一気に再生可能エネルギーを使用することで解決が目指せれば理想的ですね。
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2011/11/30 04:26
◎電気なし、世界で14億人=再生可能エネルギー普及を―国連報告

 【ジュネーブ時事】国連貿易開発会議(UNCTAD)は29日、再生可能エネルギー技術の普及に関する報告書で、世界人口の2割を超える約14億4000万人が電気の全くない生活をしているとの推計を公表した。電気の普及が途上国の経済発展に貢献するとし、太陽光や小型風力発電などの促進を訴えた。
 報告書は、電気のない生活をしている人口は、ロシアを含む先進国で300万人にとどまる一方、南アジアでは約6億1200万人、サハラ砂漠以南のアフリカでは約5億8500万人に上ると推計した。
 一方で、世界の再生可能エネルギー供給能力のうち、途上国はほぼ半分を占めると指摘。エネルギーの供給が受けられないことによる経済格差を解消する上で、太陽光や風力、水力、バイオマスを活用した再生可能エネルギーが「送電網が早急に整備される見込みのない途上国のへき地では合理的な選択肢になる」としている。(了)
70億のうち14億ですか。2割に相当しますね。化石燃料使用の過程を経ずに一気に再生可能エネルギーを使用することで解決が目指せれば理想的ですね。
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2011/11/30 04:26
◎電気なし、世界で14億人=再生可能エネルギー普及を―国連報告

 【ジュネーブ時事】国連貿易開発会議(UNCTAD)は29日、再生可能エネルギー技術の普及に関する報告書で、世界人口の2割を超える約14億4000万人が電気の全くない生活をしているとの推計を公表した。電気の普及が途上国の経済発展に貢献するとし、太陽光や小型風力発電などの促進を訴えた。
 報告書は、電気のない生活をしている人口は、ロシアを含む先進国で300万人にとどまる一方、南アジアでは約6億1200万人、サハラ砂漠以南のアフリカでは約5億8500万人に上ると推計した。
 一方で、世界の再生可能エネルギー供給能力のうち、途上国はほぼ半分を占めると指摘。エネルギーの供給が受けられないことによる経済格差を解消する上で、太陽光や風力、水力、バイオマスを活用した再生可能エネルギーが「送電網が早急に整備される見込みのない途上国のへき地では合理的な選択肢になる」としている。(了)
一体どのように吸うのでしょう? 口はどこ?火はどのように?
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吸い過ぎ注意?葉巻81.8メートル、世界一 キューバ

写真:81.8メートルの「世界一長い葉巻」。5月にハバナで披露された=ロイター拡大81.8メートルの「世界一長い葉巻」。5月にハバナで披露された=ロイター

   

 キューバの首都ハバナの葉巻職人がつくった長さ81.8メートルの葉巻が24日、英ギネス・ワールド・レコーズ社から「世界一長い葉巻」と認められた。「ギネスブック」に載る。

 つくったのはホセ・カステラル・カイロさん(67)。手で巻き上げていくのに8日間かかったという。最長の認定を受けるのは5回目で、前回の記録45.38メートルを大きく更新した。カイロさんはスペイン通信に「質のいい材料と集中力、そして、マッサージ師と医者が必要だ」と語った。

 「最長の葉巻」は、ハバナ市内のカバーニャ要塞(ようさい)で5月にあった国際観光フェアで披露し、ギネス社に認定を申請していた。(サンパウロ=平山亜理)  

 

中南米協働隊 Links

〇「核なき世界へ ‟ことば”を探して」

{明日、世界が終わるとしても、私は、今日、リンゴの木を植える}
(サーロー節子)

〇『世界がもし100人の村だったら』より

世界に暮らす約70億人の人々が100人だっととしたら、地球はどのような世界なのでしょうか。
  •  最も豊かな20人が全体の富の90%を消費し、最も貧しい20人は1%しか消費していません。
  • 最も豊かな20人は最も貧しい20人の74倍の収入があります。
  • 15人は読み書きが出来ません。そのうち10人は女性です。
  • 22人は安全な飲み水を口にすることが出来ません。
  • 17人はまともな住居がありません。
  • 14人は基礎的な医療サービスが受けられません。
  • 13人は40歳までしか生きることが出来ません。
  • ・・・・・・。

〇『世界食糧計画WFP』の資料より

  • 世界では、7人に1人、約9億2,500万人が飢えに苦しんでおりそのほとんどが女性と子供です。
  • 上記の100人の村に例えるなら、14人が飢えで苦しんでいることになります。
  • 栄養不足は子供の知能の発達を遅らせ、身体の発育を妨げます。
  • 飢えで死亡する人の数は、エイズやマラリア、結核などの疾病で死亡する人の合計数よりも多くなっています。
  • また途上国における子供の死のおよそ3分の1には、栄養失調が関連していると言われています。
これが私たちの住む、21世紀の世界の姿です。生まれた地域や国により、あまりに差がありすぎる断絶した世界です。

○ 問題解決のために「価値観を共有する多様な属性の人」が仲間として共創する社会に日本も成って来ましたし、そういう活動を通じて、世界に対し、「クオリティー社会日本」をアピールできると良いですね。

○ 途上国へ目を向けることで、日本社会の閉塞感も少しは解消されるはずだ。

○ 718日は国際連合が定めた「ネルソン・マンデラ・デー」だ。国連の広報によると「自由と民主主義は私たちにとって普遍的な価値であり、その獲得に生涯を捧げたマンデラ氏を国際社会は賞賛し、その偉業を後世に語り継ぎます。」とのこと。その言葉とは;

『私たちは世界をより良い所に変革することが出来ます。世界を変えるのは、皆さん自身なのです』

-ネルソン・マンデラ-

〇 キャロル・オフ著「チョコレートの真実」第11章盗まれた果実 ピーター・ロビンスの言葉:

発展途上国が世界各国との間で強いられた競争では、重いハンディを背負わされた彼らの馬がゲートから出走する前に、コースは既にサラブレットによってさんざんに踏み荒らされていた。自由貿易ハンディキャップレースのルールは、言うまでも無く、最高のサラブレットの馬主が決めるのだ。

〇 マザー・テレサのお言葉:

「愛の反対は憎しみではない。無関心だ。」

〇 世界と日本の未来のために (外務省):

〇 お薦め図書:

田中高教授 編著
『ニカラグアを知るための55章
明石書店 (2016)
佐藤美由紀著
『世界でもっとも貧しい大統領ホセ・ムヒカの言葉』
双葉社 (2015)

〇 フランシスコ・ローマ法王の言葉 (2016年1月1日):

連帯を阻む無関心を克服することが必要である

なぜ強者のおごりが弱者を社会の片隅に追いやり続けるのだろうか。人間の悪はいつまで世界に暴力と憎しみを広め、罪のない犠牲者を生むのだろうか。

皆が平和に暮らせる公正で友愛に満ちた世界にしよう。

 

〇 フランシスコ・ローマ法王の言葉 (2016年2月18日):

壁を築くのではなく、橋を架けるべきだ。